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ハンドメイド販売にも適材適所があるという話し
以前、販売には「売上目標を立てて計画的に販売する事」
「適材適所を探す、又は場所に合わせて工夫する」
を学びました。とお話ししました。そのままになってしまったので、今回はこの販売の適材適所についてお話ししたいと思います。
ハンドメイド販売には適材適所がある
なんでもそうだと思うのですが、販売には適材適所があると思います。
例えば、スーパーで高級なドレスが売っていても
「きれいね~~」と思っても買おうとはおもいません。
逆に食品の売り場に洋服がド~~ンとあっても
返って、嫌だなと思ってしまったり。
高級なお店で、安いドレスが売っていても
お客さんは品質のいい、高級なものが欲しいので
目もくれなかったり、品質を疑ってしまう。
また逆でもそうですよね。
安いものが欲しいのに 高いものは買わない。
そう、販売するには売りたいもの合った場所で販売しないと
思う様には売れません。
失敗だらけのわたしの販売
最初の頃、売るのにマイナスになったら嫌だな~~と思って
安い出展料の地元地域のマルシェで販売していた頃、
数百円の物が数点売れて嬉しくて、でも、他の作家さんが
出店料金が高い場所で販売した事がある話しを聞いて
「ええ!」と思いながら、興味が湧いていました。
でも売れないとマイナスの足が出る。。。
とうとう思いっきり覚悟して高いマルシェにチャレンジ!!
とは言っても実は2組でシェアをしたのが最初です。
勇気をもって、でも、リスクを避けたい意見の合う作家さんとのシェアでした。
販売先を変えたら世界も変わった
そこに参加していた作家さん達は、ディスプレイも工夫していたり、作品の価格も私より高めの作家さんばかりでした。
だって、そんな金額ではいくつ売れば元取れます?と言った感じ。
そこで出会った作家さんに
「今日の売上目標はいくらですか?」と言われて衝撃を受けました。
私は売れたら嬉しいなってモチベーションで販売していたので、今日はいくら売り上げるなんて考えが無かったからです。
それから地域のマルシェを月1回参加しつつ、高い場所でも参加してみようと思う様になりました。
成長したいと活動の場を変えてみた。
意識を変え、私には高いと感じていた参加費3,500円以上のイベントにこれからは参加しようと思うようになりました。
参加先は相変わらす、遠すぎない、電車で移動するので飾る為の机が借りられる。(有料でも)そういう場所をインターネットでリサーチしながら、探しては、どんな雰囲気なのか、どんな作家さんが参加しているのか?
出展者情報をみたり、ハッシュタグで検索してみたりして、様子を調べてみたり、時には、リサーチと学びの為に都内のマルシェに足を運んだりしました。
地域のイベントで、他の作家さんに聞いてもそういうマルシェやイベントに参加してる人が居なかったからです。
聞くとこんな答えが返ってきました。
「あ~、あるよね。でも出展料高いでしょ?それってどうなんだろう?」
「ああいう場所で販売する人って、作品がすごいよね。私は無理かな」
「高い場所で販売する人の話を聞いた事なくて、出るのは怖いな」
と言った感じ。
私がそう思って参加してこなかった理由を皆から返ってきました。
新規開拓の方法は殆どが自分でリサーチ。
インターネットでのリサーチも頑張っていましたが、参加しては他の作家さんに、普段の活動場所や様子を聞いて情報を収集。時々、下見や雰囲気や価格帯、客層は自分にあっているのか?を見たくて、足を運ぶこともありました。
そこで話しやすそうな作家さんの作品をみながら、「いつもここで販売してるんですか?」「他はどこで参加されていますか?」と話しかけては他のイベントの情報を収集していました、交通費かけた分、何かを得て帰ろうと。
衝撃のことばを投げかけられる
ある日、都内のマルシェに参加した時、「あら~綺麗ね」と近寄ってきた子ずれのお客さま。
お母さんの方は手に取りながら「この透明感がいいわね~」「綺麗ね~」とほめながら見て頂き、小さなお子さんが「ママ~欲しい~欲しい~」と、それを眺めては体を揺さぶらせながら言っていたのですが、「これおいくら?」「え?本当に?安いわね!じゃあこの子に買ってあげようかしら。」と言って自分用でなく、お子さん用に選ばせて、2点購入して頂きました。
と言うか、そう言いながら買われた。。。
お母さんが興味持ってたのに、安いわねって子供用になってしまった。
無くしても壊してもいいと思われた。
そういう衝撃を受けました。
私は今までより高い価格をつけて、売れるかな?と不安で不安でびくびくしていたのに、それなのに「お安いわね」と。
今までは、「いいと思ったのに高いのね!」と言われて1,000円前後の作品も買われないなんてざらだった私に、違う衝撃。メンタルをまた崩壊されました。
変化しつづける自分がいた
その事をきっかけに、価格をその時の自分が納得いくように、今よりは安いけれど、それでも計算して値段をつけるようになりました。
自分には高めと思っていても、案外ちゃんと売れる。
欲しい人は買ってくれる。そう知れた私は自分の作品や価格に、もうびくびくしなくなっていました。
時々リサーチしながら参加場所を変えていった時、まだ月1回地域で、他の1~2回目標に他の場所で販売する。
その頃には、地元地域でも数点しか購入されなくなったけれど、今まで5,000円売れたら飛び上がって喜んでいたのに、数点で10,000円を売上るようになっていました。
沢山残っても、自分の作品の価値を解ってくれる他のイベントで売りたいと思い始めていました。
販売には適材適所があるの序章。
意識の改革。大きな成長の始まりになりました。
ここから私は大きな売上を上げられるようになりました。
また続きはこの次お話ししますね。
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