見出し画像

海王星に突き動かされて

私の星図では海王星が強い。とても強い。

だからそれを使いこなすのが私の人生の命題だったりする。
そのことに気がついたのは、数年前に星の勉強をはじめてから。

そしてびっくりしたのは、交通事故に遭った時もやっぱり海王星が働いていた。
私の最も重要なポイントを海王星が通過する時、時限爆弾のスイッチが入ったみたいに、車に撥ねられた。
そして脳挫傷になった。

結構な重症だったけれど、幸いなことに大した後遺症もなく済んでいる。
それは海王星の取る角度が厳しくなかったから。
厳しい角度だったら、生きていたかどうかもわからない。

そんな風に、私の人生は海王星に翻弄されている。
だから、いっそのこと使いこなしてみようって思うことにした。

海王星はカタチのないぼんやりしたもので、現実との境目をうやむやにする働きを持つ。
お酒とかドラッグも表すけれど、芸術も表すのが海王星。
星の持つ意味は本当に幅広い。

私の場合、そこに火星と金星が絡んでいるので、美しくて身体を使うもの、という意味が加わって、音楽とか舞踏に勤しむのが私には向いている、と読める。

事実踊ってるし(素人です)、音楽だって好んで聴いている。

でも何だかそれだけでは物足りない。

自分を表現したいのだ。踊りや音楽で。

それは水星がそれらの星に密接に関わっているから、そういうことになる。

踊りで表現するには、やっぱりそれなりの時間が必要だった。
40歳をだいぶ過ぎてから始めた踊り。
最近やっと音を聞いて適当に踊るということが苦にならなくなってきた。

誰かに見せるわけではないけれど、音に合わせてカラダを動かすのが気持ちいい。踊ればココロがとても落ち着くのだ。

そして音楽。
実は交通事故の直後から急にハマったのだった。
それまではほとんど興味がなかったのに。。

そして数年前からは聞くだけでは物足りなくなって、家にあったアコースティックギターを引っ張り出して弾いてみたりしている。。

でも何かが違う。。エレキギターを買うべきなのか。。と悩んでいた。

推しのギタリストのセミナーに何度か行ったりもしたけれど、何かしっくりこない。参加者のほとんどはエレキギターを持ってきてる。新しく買った人もたくさんいた。

でも私はエレキギターは欲しくない、って思ってしまった。

手元に楽器があるのだからそれをなんとかしたい。
今からあれこれ揃えるのも何だかなあ。
って私はただのケチ⁉️
と思っていたら気がついた。

私は、何もないところでも楽器を楽しみたいのだ。例えば草原で、とか。
だから今あるもので十分。娘たちから誕生日に貰ったミニギターだってある。
エレキギターじゃそれができないから、私には必要ないんだって。

エレキギターは推しの方の演奏を聴くのがサイコーにキレイで楽しいから、それで十分。私は弾かなくてイイのだ。

若い頃に見た「黒いオルフェ」という映画で、少年たちがなんとなく集まってギターを弾くシーンが好きだった。
そして、やっぱり小学生の時に見た「禁じられた遊び」のクラッシックギターの音色が忘れられなくて、いつか弾きたいとずっと思っていたのだった。

そんなことを色々思い出してみたら、何だかギターを弾くのも楽しくなってきた。

何やら色々なことが、やっと腑に落ちたという感じ。

そんな風に星の呪縛⁉️からは、誰しも逃れることはできない。

そして小さい頃から記憶にずっと残っていることは、それなりに意味のあることなんだと、改めて感じた。
小さい頃は頭で考えずに、感じるままに生きてるから、星の意図するところを受け取りやすいのだ。

記憶に残ってること、他に何かあるかしら。

それを一つずつ落とし込んでいったら、私の人生がもっとトトノウ感じがする。

星はやっぱり侮れない。。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?