見出し画像

日記 34日目

こんにちは。今日はとても運動したので疲れました。明日は一日中引き篭ろうと思います。

今は家でゴロゴロしてるだけの省エネ生活を送っているから毎日更新できてるけど、普通の学校生活が始まったら日記に割く分のエネルギーが無くなって続かないような気がしてきました。なるべくがんばります。

13日目です。「深く考えさせてくれる映画」ということで、最近観て考えさせられた映画を紹介したいと思います。


でん


画像1

               『遊星からの物体X』(1982)

です。言わずと知れた古典(?)SFの傑作ですね。古典SFってどこからが「古典」に入るんだろう。


ストーリーは、

全ての生物と同化することが出来る謎の宇宙生物「the thing」が南極観測基地に現れて、隊員達はパニックに陥ってしまう。果たして彼らの運命は。

みたいな話です。この説明だけだと、「どこが考えさせられる映画なんだ」と思ってしまいますね。

この映画の考えさせられるポイントは、宇宙生物の「同化」という能力にあるのです。


ねたばれあります 


「同化」は、簡単に言うと、生物の細胞を宇宙生物の細胞が乗っ取って意のままに操るという能力で、同化された前と後で見た目はまったく同じなのですが、中身は決定的に違います。つまり、隊員達は誰が宇宙生物に乗っ取られていて、誰が生身の人間かの区別をつけることが出来ないのです。

これによって隊員達は疑心暗鬼に陥ってしまい、自分以外誰も信用出来なくなり、ついには人間同士で殺しあったりしてしまいます。



この映画を観て、人間の信頼関係ってなんて脆いんだろうと思いました。異変前までは冗談を言い合うような間柄だった人達が、お互いを信用出来なくなり、腹を探り合い、それぞれが情報を自分に都合のいいように解釈し、意見の衝突が生まれ、ぶつかり合い、ほにゃほにゃ。

でも相手を信用したいから腹を探り合っているわけで、最初から信用する意思がないなら中身構わずショットガンぶっぱなせばいいわけで、考えているとなんだかやるせない気持ちになりますね。

こういうことを考えたいときに読む本知ってたら誰か教えてください。

面白かったのでとてもオススメです。U-NEXTなら見放題で観れるのかな、確か。


おしまい。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?