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3Dプリンターと周辺機器

私が使っている3Dプリンターの紹介と実際に使用している道具(非消耗品)の説明になります。
最終更新:2020年7月29日

1:QIDI TECH X-PLUS

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現在一番使用頻度の高い3Dプリンターになります。

100時間超えの出力を連続して行ってもトラブルは起きていないので安定性は高いと思います。
冷却能力が低いので出力する形状によっては細かい部分で反りが発生しやすくなります。

Amazonでは大体10万円前後の価格で販売されています。
(安い時に9万円台、通常で10万円台)

2:eSUN eBOX

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スプール台(フィラメント台)と乾燥機を兼ねる製品になります。
中の空気を入れ替えながらフィラメントの乾燥を行うわけではないので、別途乾燥剤が必要になります。

私は長時間出力をやるときにフィラメントを加熱しながら出力しています。
(出力途中のフィラメント劣化対策)

Amazonでは1万円を超えていますがAliExpressで買うと6000円前後で買えます。

3:フードドライヤー

フードドライヤー

吸湿したフィラメントを乾燥させる時に使っています。

出力をしない日が続いた時は、フードドライヤーでフィラメントを乾燥させてからeBOXに戻しています。
(同時にシリカゲルの乾燥もやります)

私が使っているのは機種は大体4000円前後、セール時に3000円前後で売っています。

4:工具類

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左からプラットフォームシートから出力物を取り外すのに使う、ニトムズ テープはがしカッター T087 。

細かいサポートを引きちぎったりするのに使う、フジ矢 マイクロラジオペンチ MP6-150。

サポートを切ったりするのに使う、タミヤ クラフトツールシリーズ No.1 精密ニッパー 。

ラジオペンチより細いものを掴みたい時に使ってる古いニッパー(切れない)。

5:PM2.5等を測定する機器

測定機

室内にどれだけ微粒子等が撒き散らされているのかが気になって購入したもの。
出力中は換気扇を回してれば問題ない。

6:防振用のゴム

防振ゴム

最初は3Dプリンターを机の上に置いていたので効果は大きかった。
(3Dプリンターの揺れが机にも伝わっていた。)
今は押し入れに設置しているので効果は少ない。
ゴムを挟んだりするよりも安定した場所に設置する方が大事。

使っているのはAliexpressで購入した厚さ2㎝のバイクシート用ゲルシートで1800円ぐらい。

7:ANYCUBIC Chiron

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Amazonの数量限定タイムセールで50999円で購入。
オリジナルCh-rionセットとの記載があったがコロナの影響でオリジナルセットではなく通常版が送られてきました。
問い合わせた結果、コロナの影響で通常版に変わったとの事。
(問い合わせ後にオリジナルセットの表記が消えた)

フレームは頑丈なのでトラブルが起きなければコストパフォーマンスは高い。
Twitter上では初期不良のトラブルを定期的に見るので動作検証はしっかりやった方がよさそう。
(購入したものはフレームが少し歪んでいたのを自分で修正しました)

8:FLSUN i3 plus

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Amazonで16990円で購入。(aliexpressでは2万前後で販売)
2万前後で300×300が出せる機種のうちの一つ。

300×300×420の出力が可能、オートレベリング対応、デュアルZ軸、Y軸の支えが2本と価格に対するカタログスペックは高め。

添付されているケーブルが短くどんな配置にしても高さ420mmを出すことができない。
(ケーブルを継ぎ足したり、長いものに交換すればOK)
V-Slotにネジ穴加工がされておらずアルミコーナーブラケットのみでフレームを固定する事になる為、連続稼働しているとナットが緩んでXYZ軸が全部ずれるので再調整が必要になる。
マニュアルに沿った流れで組み立てると組み立てにくく精度をだしにくい。
などの難点がある。

フレームをしっかりと調整&ケーブルを交換すれば出力は問題なくできますが、フレームが貧弱なので長時間出力・連続稼働・速い速度での出力には向きません。
低速&短時間で終わる出力物をメインとするなら300サイズの3Dプリンターを選ぶ必要はないので、この機種を進んで選ぶ理由はないと思います。
※早々に分解、活用方法を模索中。

使っている道具が増え次第追記予定

サポートして頂けたら欲しいものリストにあるフィラメント等を購入して色々な検証記事を書いていく予定です。 https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3RKZOFBZP9FWU?ref_=wl_share