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絶望の中で プロローグ


 大切にしてたのに。
 どうしてもっと子どもの目線でとか、言い聞かせる様にとかできないのかな。
 確かにボクが悪いのかもしれないけれど。
 感情的で短絡的だ。
 お母さんはボクを叩いたりはしないけれど、ボクの手から取り上げた本は、ボクの代わりに叩かれた。
 味わった絶望感は一緒だよ。

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