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【勉強にもなるアニメ】おにまい感想【随時更新】

第一話まひろとイケないカラダ

朝起きたら、虫になっていた。を彷彿とさせる幕開け。タイトルに2つの意味が懸かっている気がしてそれだけで笑えた。女子の生活とはどのようなものか、学ぶことができるのではないかと感じた。キャラがヌルっと動くところが素敵だったし、個人的には回想シーンを挟んでからの高架橋(陰と陽)で対峙するシーンについて、持って行き方がスムーズだと思った。

第2話まひろと女の子の日

割と冗談抜きで勉強になった回だった。”髪”一つとってもここまで違いが出るんだなと思った。何とは言わないけど「5分」もかかるんだな。みはりちゃんの「おしゃれって、楽しいでしょ?」という意味と気持ちが少し理解できた気がした。確かに、これを見たら女子が可愛くなろうとすることや、変化に気付いてもらえないことの悲しさも分かる。作画の方は銭湯の料金支払いのシーンの魅せ方が上手だったな。

第3話まひろと未知との遭遇

後半は、家事をしない兄(男)×日常的にする妹(女)というジェンダー規範が隠れている中での展開。現状では何も考えずに楽しめている人が多いと思うが、将来はこのことを知っている人のみが笑える(一昔前の規範ということを踏まえた上で)社会になってほしいと切に感じた。女子トイレだけ長い問題は過去にコンクールやライブで見かけているからその立場になったら大変だなと。かえでちゃんが良い子だってことは分かった。ショッピングも、気になるお店がまるで違うことに勉強させられ。。

第4話まひろとあたらしい友達

かえでちゃんの妹さん登場。スカートがあまり好きではない、ボーイッシュな恰好が好きという観点を持つ子を作品内に入れていることは素敵だと思う。そういう価値観も認められる世界であってほしいとこれからの展開に期待する。ちょっと優しくされると好意を抱きそうになる気持ちも分かりましたよ。マンガの下りで、他作品を絶妙にパロっているところが作画で面白かったポイントでした。

第5話まひろと補導とお誘いと

街中を歩いていて「女の子だから」という視線を浴びること、少しそれが怖いことは分かった。プリクラ、女子限定の場所もあるのでね。美容院は中々男子は足を踏み入れにくい場所かもしれない。割とお金もかかるし、床屋で良いっていう人もいるのが事実だから。でも、実際に行って見て思ったのは自分に対するご褒美を感じることができる場所として良いなと思った。

第6話まひろと二度目の中学生

スイーツ私も好きなんだけど、一人で食べづらいのはなぜなんだろうか。
人生2周目になっているの面白い、体育とかは男女差が確かにあったなと懐かしく思った。事実女子を観察していたこともあったし。。。段々とほのぼのした雰囲気が漂ってきているので、頭空っぽにして見れるアニメと言っても過言ではないかもしれない。ごちうさ感。

第7話まひろとロールプレイ

「男の子ってゲーム好きだよね」、フィクションだと分かっていても刺さるね。。作画としては、窓の外の雀3羽の動き・fikaの本(スウェーデンではティータイムのことをfikaと呼ぶことから拝借しているのかと推測できる)・ワラフー小麦粉(フラワー)といったところが凝っているなと思った。まひろ、みはりちゃんが過去に抱いていた思いに気付いて、それに対してお礼を伝えているシーンに感動した。今更だけど「まひろ」「みはり」それぞれ五十音表で同じ行から取っているのは狙っているのかしら。(1文字目ま行、2文字目は行、3文字目ら行)

第8話まひろとはじめての女子会

みよちゃんが思っていた以上に百合を愛する者で草。なんだかんだ言ってまひろ優しいなと思わされた。目とかを点で表す描画、個人的には結構好き。

第9話まひろと年末年始

今回は年末年始パート2。作画と描写の上手さに唸らせられた。料理、こんなにも美味しそうに描けるのか。すげぇ。帰る時のカラスが6羽=6人に例えられていると見た。あえて台詞を入れず、私たちに考える余地を残しているシーンが多く、よく考えられているなと思った。妄想が捗りますな。

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