日記216:「行きたくない医者ナンバー・ワン」

ぶっちぎりの。

木曜日からどうも耳がおかしい。
左耳なのだけれど、下にして横になると音がすこぶる聞こえづらい。あとこもる。こもるこもらないの話ではないくらいにはこもる。

私は耳鼻科というのが死ぬほど苦手だ。本当に怖い。行きたくない。
高校時代に中耳炎をこじらせたのがきっかけで、なんと恐るべきことに鼓膜切開をする羽目になったのである。しかも！麻酔がうまくかからないので、鼓膜に直に脱脂綿かなにかでヌリヌリし、それからの切開である。たぶん今後の人生でもだいぶトップ・クラスに入るであろうヤバ激怖体験だ。

調べてみると、どうやらこれが耳管狭窄症というやつの疑いが出てきた。治療法のひとつである耳管通気なるもの、これが医者の手にものすごく依拠するらしく、痛い所はマジで痛いらしく、本当に本当に、怖い。もう嫌だ。
しかしながら。しかしながら、放置すると後々治しに行った際、「ア〜これだいぶひどいので手術ですね。もっと早くに来ていただいていたら薬物療法で済みましたね。オヤオヤ」なんてことになりかねないので、ちゃんと医者にかかることにした。腹を決めた。
…周辺の耳鼻科を調べてみたのだが、これが驚くことに、軒並み星2とか3とかであった。絶望した。
それでも粘り強く調べると、隣町にクチコミが多く星4であり、優しい女医さんがいらっしゃるというウルトラ耳鼻科があることがわかった。私は神を見た。
火曜日に行ってきます。祈ってください、これを読んだ人は。