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なぜ、クソゲーの人狼は大流行したのか?

こんにちは、月と雲です。

今回は僕が嫌いなゲームで、日本で一番有名といっても過言ではないパーティーゲームについて書いていこうと思います。

有名なゲームなので、ルールや人狼の詳細は省略させていただきます。

初めに、僕が思う人狼の嫌いなところ

人狼のルールをある程度理解しておかないと勝負にならない点
②初心者お断りの雰囲気
③ゲームの流れが毎回ほぼ一緒になる点
④仲間から○される事を普通に受け入れる点


①人狼のルールをある程度理解しておかないと勝負にならない点

これは、人狼が”チーム戦だからこそのデメリット”です。個人戦であれば、ミスをしまくってもいいし、間違えても全然大丈夫なんです。しかし人狼は役職といって人狼側にも大事な役回り、村人側にも重要な職業がいっぱいあります。

そのせいで、その大事な役職についてる人が初心者だったり、このゲームを得意でない人であれば、それだけでそのチームの力は半減されます。

ゆえに味方の能力にある程度依存してしまいます。


②初心者お断りの雰囲気

①で言った通り、ルールをある程度理解した人にとって初心者は負担になってきます。そこで初心者お断りの空気を出されるのです。

極めつけは、初心者CO NGといって「自分は初心者です」と発言することさえできないのです。(あまりにも初心者に優しくない...。)

なので初心者は委縮してしまい、初心者がゲームを上達する機会も奪っているのです...。これはボードゲーム界、それもパーティーゲーム界において甚大な機会損失であると思います。

初心者がゲームの事を嫌いになったらどうするんですか!!


③ゲームの流れが毎回ほぼ一緒になる点

これは人狼で最もオーソドックスと言っても良い9人村を例に出します。(村側...占い師1人・霊媒師1人・騎士1人・普通の村人3人)       (人狼側...狂人1人・人狼2人)の計9人

色んな役職がありますが、やることはいっつもいっつも一緒なのです。

占い師は当たり前ですが怪しい人を占う、霊媒師は1日目は出てこない、騎士は潜伏して人狼に襲われそう人を守る、狂人は必ず占い師で出る、人狼は疑われないようにする。

ずーっとこれです。この動きが8~9割です。奇をてらった戦術や珍しい動きが好きな僕はこれが嫌いです。突飛な行動を取るとそれだけで村人に”○されます”


④仲間から○される事を普通に受け入れる点

これが一番おかしいです!!!!

なんで「お前は人狼だ」って疑われて、○されるのに受け入れるの??

なんで殺されてるのに所属チームが勝ったら勝利するの???

その辺の正当性が全然ないのでは!?


僕が人狼の事が嫌いな点はこれらです。そんな人狼もいい点はいっぱいあるので、次はメリットに移っていきたいと思います


他のパーティーゲームにはない人狼の良い点

・持ち物が何もいらない
・大人数でできる
・声が届けばどこでもできる
・ルールがシンプル

学生時代によくバスの中で人狼をしていましたから、揺れるバスの中、席がある程度近ければできます。

これは本当に他のボードゲーム、テーブルゲームには無いメリットだと思います。

”テーブルいらず、持ち物いらず、場所いらず”です。

それにルールが圧倒的にシンプルです。”村人側であれば、人狼を根絶やしにすれば勝ち。人狼側であれば、村人と同じ数になれば勝ち。”と小学生でも理解できます。

書いてるうちに人狼は流行るべくして流行ってると感じてきました...。

ルールがシンプルで、物もいらないとなれば参加しやすいですね。

初心者お断りの雰囲気さえ除ければもっともーっと流行るとも感じました。

是非人狼プレイヤーの皆さんには、ボードゲームの入り口として人狼を普及していただきたいですね。


終わりに

人狼を探っていく過程で”流行るゲーム=売れるゲーム”の要素が見えてきたかもしれないですね。

ルールがシンプルであり、実物がいらない。当たり前ですがやっぱりルールはシンプルでボードゲームのコンポーネントもできるだけ少なくした方がいいと感じます。

これからの課題が見つかったような気がします。

読んでいただきありがとうございました。