あの子は恵まれて育ってるのに私はって思わなくなった

外食ばかりしてる子
家族と旅行に行ってる子
誕生日に高いものを貰ってる子
ブランド品を身につけている子
色んな服を持っている子


そんな子達をみて、羨ましい気持ちが大きすぎてその子たちに対して「嫌い」という感情を持ったり、自分の環境へ「なんで」っておもったり、そんな自分が嫌いで責めたり

今もその感情が0なわけではないのかもしれないけど、高校生とか、大学初めの頃はそう思っていました。自分でもすごく苦しかったです。

今思うとその典型的な出来事があります。
それは、裕福な家で彼氏がしてくれる「奢る ってくれる」「プレゼントしてくれる」「差し入れをくれる」その好意でやってくれていた行動を素直に喜べなかったことです。性格の悪いことに、お金があることや幸せな家庭で育ってることを見せつけられているような感覚でした。優しさでやってくれていたに違いないのにね。「それ自分のお金じゃなくて親のお金でしょ」とかも思っていました。

「うちはうち。他人は他人。」
みたいな言葉があるけど、やっぱり比較してしまって、自分への劣等感や否定の気持ちばかり大きくなっていました。

それは、自分の自己肯定感の低さから来てたものなんだろうなと思います。「比べなくていい」だとか「自分は自分」とかどんな言葉をかけられようと、なんにも響きませんでした。

もっと具体的にどうしたらいいのか教えてくれ
って思っていました。


でも、変わりたい、幸せになりたいって気持ちは本当に強くあってたくさん調べました。


自分を褒めることや自分の気持ちと向き合うことを
見よう見ねでやりました。

あの人たちが言ってることはちゃんと正しかったです。いまじゃ「人は人」の考え方ができるようになりました。

少しずつです。絶対そんなんじゃ変われないって思うけど、合うもの合わないものもあるから色んな方法を試してみるのが1番でした。

でも、先の見えない不安も自分の気持ちと向き合うこともすごく辛かったです。
自分の嫌なことを再認識して、認めなきゃいけなくて最初はすごくつらかったです。

でも少しずつ自分と向き合うことで
そして色んな人と出会って色んな経験をすることで
少しは変わったと思います。


今付き合ってる彼は比較的裕福な家庭で育っていて家族からも愛されていて、私とは真逆です。
今までだったら家に連れてくるのでさえ、恥ずかしくて嫌でした。でも、今は「裕福に育ったならこんなこと経験したことないやろ。こんなん見たことないやろ。すごいでしょ??」って新しい何かを自慢げに紹介するみたいなノリでいます笑
彼の好意でしてくれていることや余裕さにも、この人なりの努力もあっただろうし、御家族が素敵な人たちだからこんな素敵な人に育ったんだろうなぁとか想像できるまでにはなっております。笑

今は本当に幸せで居られています。「自分はこうだけどこの人はこうなんだな」って考えられるって恋愛だけじゃなくてすごく大切だなって思ってます。

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