【献血】二度目の献血と、コラボ理科年表を読む一日
この前初めて体験した献血。
献血を始めた理由は、『Dr.STONE』を読んだことで人類愛に目覚め、「自分には献血くらいしかできそうにないわ」と思ったから。
なんだそりゃと思わなくもないが、献血は人類に即貢献できる尊い行為。
自分みたいに自己肯定感が低い人にはわりと本気でお勧めなのだ。
一定の体重と体調管理は必要なのがネックだが、献血に貢献するために自身の健康に気をつけるようになったりもする。(ちょっとは)
双方にメリットがあるって素晴らしい!
そして初回の献血から3ヶ月が経ち、もう一度400ml献血が行えるようになったという知らせが来た。
さっそく献血アプリ(ブラウザでも可)からラブラッドにログイン。
近場で献血車が来る日を検索して、予約完了。
そしてついでにアプリ内で事前問診も完了。
準備は万端である。
事前にあれこれ終えていたこともあり、献血はほぼスムーズに進行して終わった。
(腕が冷えすぎていたらしくカイロを持たされたりしたものの、それ以外は問題なし)
相変わらず盛大に感謝され、自分は生きていてもいいんだなと実感しつつ、最後にまた戦利品を貰う。(タオル)
そういえば、この貰えるアイテムは地域によって相当な差があるらしいんだよね……。
ま、まあいいんだそんなことは!!
自分が欲しいのは献血100回の謎のガラス杯なのだから……!
そういえば自分は前回、「400ml献血だけで100回も面白いかも!」という発言をしたが、それだと年間3回しか人類に貢献できない。
だが調べてみると、実は成分献血(赤血球だけ体に戻す献血)の場合は400ml献血の3回制限とは別枠で行えるらしい。
※詳しくは以下のわかりやすいチラシと漫画をどうぞ↓
というわけで、今後は成分献血もしていこうと思う。
ただし成分献血は専用の機材が必要になるため、献血車ではなく献血ルームでなければ行えない。
もちろん田舎には基本そんなものはないので、栄えた場所に出かけたときについでにやってくる感じになりそうである。
※献血ルームの検索は以下からどうぞ
また全血献血の際は、200ml献血よりは400ml献血のほうが輸血に使用する際に助かるらしい。
理由としては輸血は単純なものではないらしく、多くの人の血液を混ぜて使った場合、その人数分副作用のリスクが上昇するのだという。
例えば2000mlの輸血をする場合、400mlの血液なら5人分だが、200mlの血液を使った場合は10人分が必要になり、副作用の確率も高まるのだ。
なので医療現場では基本400ml献血の輸血パックを優先して用いるらしい。
なんだか献血をするまで知らないことが随分多かったんだなと実感する。
そんな自分は体重には自信があるので、体重の約1/13といわれる血液は日々大量に製造・貯蔵している。
なので今後も全血献血は400mlを提供していこう。
(自分もそのうち使う側になるかもしれないし)
まあそれはそれとして、
献血で自己肯定感が爆上がりしたこの流れで、本屋へ行こうと思う。
なにやら『理科年表』がコラボをしているらしいのだ。
しかもコラボ相手はあの薬理凶室である。
彼らがどんな人達かというと、科学だったり法学だったり薬学だったり、それぞれ得意分野がある専門家集団みたいな感じだろうか。
水素水などの疑似科学に対して、「信じちゃダメだよ」と解説動画を出してくれたりする頼りになる人たちなのだが、なぜか過去に出した書籍は有害図書指定されまくりである。(ふしぎ)
そしてなによりも、自分が献血をするきっかけになった『Dr.STONE』の科学監修をやっているのがこの人たちなのだ!!
……これはもう買えということだろう。
(『理科年表』が何なのかすら知らないけど)
というわけで買ってきました理科年表。
コラボカバーが実に危険な雰囲気でよろしい。
それではさっそく10秒ほどパラパラ見てみよう。
(パラパラ・・・)
・・・
使い道あるのかこれ……?
端的に言えば、自分に一生関わりのなさそうな数値が1200ページくらい詰まっている本……だろうか。
いや、さすがにもう少しちゃんと見てみよう……(1650円したし)
するとどうだろう。
思った以上に「へ〜」となるようなことがいっぱい書いてあるじゃないか!
宣伝では「クイズ研には絶対置いてある本」という触れ込みだったが、たしかにクイズになりそうな豆知識というか、生きていて気にもしてこなかった数値が盛りだくさんで楽しいかも。
「山ごとの溶岩の温度」、「各都道府県の最も早く雪が降った日」、「年次ごとの漁獲量の変化」、「日本の全地震記録年表」などなど、よく見たら凄い本なんじゃないかこれ……!?
もちろん調べればネットで出てきそうな気がしないでもないが、これをオフライン環境でコンパクトに所持できるのは大きな意味があるのかもしれない。
使う人には!!
そしてこの理科年表についていたアンケートに答えていたら、過去にも盛大にコラボをしていたことが判明した。
(正直どう見てもオタク向けなコラボなのだが)
そしてこれらは人気アニメだからとりあえずコラボしたという雑な感じではなく、それぞれ理科年表との関連が一応あるのだ。
例えば「けものフレンズ」は動物要素があるし、
「宇宙よりも遠い場所」は南極観測の話だし、
「ゆるキャン△」はアウトドアやジオパークに行ってるし、
「恋する小惑星」は天文学と地学が関わる話である。
(この次に薬理凶室が来るのがなんか凄いなとは思うが)
これは来年のコラボ相手にも目が離せないぞ!!
そんなわけで、献血で人類に貢献しつつ、分厚い本を手に入れた一日。
皆さんも献血と理科年表、どうですか?
いや理科年表はともかく、実際献血は寒い時期は提供者が少なくなりがちなのだという。
だが前回も述べたように、血液は長期保存が効かないため、その都度提供されなければ治療が成り立たない。
こりゃこれからも協力していかねば……!