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【つながる旅行記#167】「海とくらしの史料館」~カニとかサメとかメタルフィッシュ工房とか~

前回はおさかなロードを通り、史料館では巨大マンボウに出迎えられた。

では引き続き内容を見ていこう。


カラッパ
アサヒカニ

境港はベニズワイガニでも有名な場所だ。
水揚げ量は全国一位。

だからなのか、甲殻類の展示が充実してる感がある。

こうしてみるとカニもめちゃくちゃいろんな形があるんだな。

これはエビ

天井にはリュウグウノツカイ

これまた奇妙な魚だが、個人的に好きだ。名前が

そして貴重な正面写真。

なんか普通に魚って感じ。

下からの激レア写真


そしてこんな巨大ザメもじっくり観察できるのが剥製のいいところ。

こちらのウバザメはプランクトンを食べているサメだ。
サメだからってみんながみんな人を襲うキバを持っているわけではないのである。

口の中を見ても大きくて鋭いキバなんてなくて、なんかこうスッキリして……


……ん?


(じ、人毛……?)



お前まさか……



アカマンボウもあった。

マグロのかわりとして使われているという都市伝説があるが、過去に漁師に聞いたら「なんだその話?」と言われたので、ネット限定の真実かもしれない。

九州国立博物館にもあったスイジガイ

館内中央には船が置いてあり、漁師の気分を体感することができる。

おぉ……!!

ちょっとでも波で揺れたら海に落ちる自分が想像できたので、自分に沖釣りは無理かもしれない。

漁師すごいな……。

舵は人力……?

メタルフィッシュ……?

なんだろう。

そう、メタルフィッシュとは、おさかなロードを彩っていた魚オブジェのことだ。

あの美しくもリアルなオブジェは、このメタルフィッシュ工房の手によって作られていたのである。

メタルイセエビ(かっこいい)

2階もある
バショウカジキ

ベニズワイガニを捕らえるためのカニかごもあった。

これを海にいっぱい沈めるらしい。

ベニズワイガニは水深500m以上の深い場所に住む深海生物だ。

ただのズワイガニは水深200m~400mに住んでいるので、ベニとつかないだけで生息環境も全く違う。

同じようなものだと思っていたが、ちゃんとそれぞれ特徴があるんだな。

とても美しいニシキエビ

そして驚愕のハリセンボン通り

入り口の天井でもハリセンボンが大量だったが、その比ではない。

どんだけ捕れるんだハリセンボン。

こんなに大量のハリセンボンに囲まれる人生になるとは思わなかった。

そしてこんなハリセンボンだが、日本書紀にも出てくるし、提灯に加工して魔除けとして使う文化もあるという。

明らかに防御力……というかもはや攻撃力も高そうだし、そういう利用方法も頷ける。

このハリセンボン通りにいれば悪霊も消え去ることだろう。


二階は企画展をやるスペースらしい
自分より余裕で上手い絵ばっかりだった

そんなわけで、「海とくらしの史料館」でした。

非常に面白かった!


史料館の前にはメタルフィッシュ工房によるベニズワイガニのオブジェが。

やはり良い出来だ。


……さてさて、じゃあ帰ろう。

そうして歩き出すと……?

バラバラバラ!!!


微妙なサイズの雹(ひょう)が降ってきた。


そう、もう12月も半ばなのだ。

すっかり寒くなったし、そりゃ雹くらい降る。


いよいよ2016年が終わり、2017年になってしまう。

でも、人生で一番充実した1年だったかもしれない。

引きこもっていた頃は、本当に何もなく1年が過ぎていた。
しかし今年はどれだけ多くの場所に行けたことか。

あのとき、行動してよかったな……。

(仕事内容は未だに全く肌にあってないと思うけど)

そんな感じで2016年のつながる旅行記は境港で終了。

2017年もよろしくお願いします!!


(書いてるのは2023年だが)


次回へ続く…!


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