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【つながる旅行記#91】はじめての釧路湿原☆Part.3 歩こう湿原遊歩道

前回は建築家・毛綱毅曠(もづなきこう)の果てしない仕事ぶりに感動を覚えた。

自分もこんな風に地元に建物を残したい……と思うかはともかく
建築家としては地元にこれだけ貢献できたら本望だろう。


というわけで展望台をあとにし、外に出た。

上から見る広い景色もいいけど、
やっぱり湿原に近づいてなんぼって感じもあるからね。

また遊歩道を歩いてみることにしよう。
ヒグマ出るかもしれないけど。

こんなことある?

良いじゃん……!


湿原のはたらきについて読んでみると、CO2の吸収についての記述があった。湿原の植物が吸収したCO2は最終的に泥炭になるので、炭素固定出来ているというのだ。

炭素固定出来るのなんて珊瑚くらいなものだと思っていたが、自分の知識は浅かったらしい。なるほど、泥炭もありなのか。

サルルン・カムイ

あおさぎ広場、来ちゃった☆

(ヒグマ警戒区域)※前回参照

この先は危険な香りがするぜ…
湿原内にはトロッコ鉄道があった
馬ひきトロッコ

さて、せっかくなのでここからの景色でも見よう。

なんだかアフリカのサバンナを見ている気分になる。

サバンナ行ったことないけど。

ちょっと場所を変えてここからも見よう。

このラインがトロッコの跡か…?

ふむ、やっぱりまだ5月の釧路湿原は茶色が多めだ。
時期的には早かったのかもしれない。

でもほら、多分今しか見れないものもあるから……!(必死の慰め)

ヤチボウズのできかた
ヤチマナコ

ヤチマナコは天然の落とし穴である。
海にいるナマコではない。マナコ「眼」である。

大きなものでは2mの深さにもなるとか。
人間ならうまいこと出られるかもしれないが、牛や馬がはまり込むと出ることが出来ず、そのまま白骨化した例もあるとか。

こんな過酷なところで狩りをしていたのか、北斗遺跡の人々。

いや、逆に落とし穴掘らなくていいから楽なのか……?


とまあそんな感じの釧路湿原だった。

シーズンは外してたかもしれないが、その分人が居なかったので一人で自然の中を歩けて良かったとも思う。

初めてはこんなもんでいいだろう。
なにせ釧路湿原は広いのだ。
今回来たのは西の一部である。

まだまだ楽しめるぞ!

生命の泉
めっちゃ汲んでる

じゃあ……帰ろうか。


釧路湿原編、完。


次回、また青森。↓


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