一人サンリオピューロランドでライブを見る【VRChat】
最近出かけてないな……。
いくら国が「旅行しろ!」とばかりにあれこれ政策を打ち出しているとはいえ、普通に考えたら感染者が激増中に行くのはリスクもある。
でもどこか行きたいなあ……!
そう、
サンリオピューロランドとかね!!
というわけでサンリオピューロランドにやってきたのだ。
ここにはサンリオのキャラクターがいっぱいいるとかなんとか。
もちろんVRの話である。
現実世界で自分がそんな場所に行ったら通報されるイメージしかない。
大丈夫、分別はわきまえている。近づかないよ……。
でもそんな自分でも、
VRは優しく受け入れてくれるんだよな……!
さて、スポンサーのものらしき展示が並ぶ通りを抜けると、サンリオピューロランドの本館(?)にたどり着いた。
夜空には花火が延々打ち上がっている。
現実でやったらどんだけお金がかかるのやらだが、VRなら上げ放題なのだ。
入り口にあった「チケットの購入」という文字がいささか気になるが、とりあえず中に入ることに。駄目なら駄目で仕方ないだろう。
(ぶっちゃけちゃんと調べて来たわけではない)
すごくそれっぽい入場ゲートがある。
正直自分に関わりがなさすぎて現実のサンリオピューロランドがどうなっているのかも知らないのだが、本物みたいに再現されているのだろうか……?
では入場!!
(たぶん出口)
さて、公式サイトを見るとライブパフォーマンスのようなものがあるみたいなのだが、そこへの行き方がよくわからない。
あちこち探し回ってはいるのだが……
うーん、ここも違うのだろうか?
まずいな。そろそろライブの時間が近いのだが……。
……ん?
なんだかすごい遺跡を発見してしまった。
いや~すごい空間だ。
で、ライブどこでやるの?
なんだかもうよくわからないので再度「sanrio」でワールド検索をする。
すると、1000人規模で人が集まっているワールドを発見。
こりゃ絶対ここだ。
さっそく移動する。
入ってみるとちゃんとサンリオのワールドのようだ。
少し散策してみよう。
サウナがあった。
中に入ったらホントにサウナだった。
外にはシナモロールの水風呂もある。
フィールドを見て回っていると、ライブステージを発見。
みんなここに集まっているようだ。
アバター表示が固定されているのはそういうワールド設定だからだろうか?
自分はあまりVRChatに詳しくはないが、個人のアバターをOKにすると色々問題になる可能性があるからこうしている気がする。
ちなみに自分の設定したアバターはちゃんと自分にだけは見えている。
(他の人の記事を見るに、自分の表示設定による影響かもしれない)
ライブを今か今かと待っている人々。
・・・
なんかこうやってCMを見ながら待たされるのって映画館みたいだな……
そしていよいよ時間が来た。
ライブ開始!!
自撮りしてる場合か!!
現れたのはピーナッツくん。
古参Vtuberとして知られており、ゆるキャラグランプリでの優勝経験もある。
今ではその音楽性の高さから世界中のラッパーに注目されている存在だ。
中でも刀ピークリスマスは毎年の年末を彩る一大行事として定着。
最新作の2022年バージョンは1ヶ月で700万再生を記録した。
この勢いなら1000万再生……いや、それ以上も十分あり得るだろう。
今後の音楽シーンを語る上で見逃せない存在である。
みんなノリノリで手を振ったり、果てしないシャッター音を響かせている。
現実のライブとは違って自由に場所移動も可能だ。
そしてアーティストとの距離も近い。
良いぞ、VRライブ……!
現実のライブ中にこんなことやってたらファンから袋叩きにされそうだが、手乗りピーナッツくんの撮影もできる。
ラストはフリースタイルのラップを決めて、ピーナッツくんはステージを終えた。
簡易アバターながらも、みんなが拍手していたのがわかる。
これがVRのライブか……!!
現実では今後も行くことがないであろうサンリオピューロランドだが、今回VRChatでその一端を体験することができた。
そしてライブも素晴らしかった。
今後もこういうVRイベントには参加していきたいものだ。
(開催情報を自分が知れるかが問題だが)
あとで調べた感じでは、有料ステージと無料ステージがあったらしい。
有料ステージのパフォーマンスはもっと凄かったのだろうか……?
こりゃ好きなアーティストが順々にパフォーマンスしていくようなVRライブがあったら、チケット買っちゃうかもしれないな……!
(一回も現実のライブ行ったことないけど)
そんなサンリオピューロランド体験記。
独身男性でもVRなら余裕!!
なんというか、登山中には陰キャの自分でも見ず知らずの他人に挨拶ができると同じように、VRなら普段とは別の自分が出せる気がするのだ。
これはきっと良いことだと思う。
この分野はどんどん進化して欲しいなあと、あらためて思うのだった。
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