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【つながる旅行記#1】初めての稚内。貴重な1日の休日をどう過ごすか part.1

自分の人生で来ると思ってなかった稚内駅

ニートから奇跡の就職を成し遂げ、稚内で迎えることになった初めての休日。

自分の知らない土地を休日に歩き回るという体験自体がもはや何年前になるのだろうか。
なにせ近場のスーパーと家を行き来するだけの生活だったし……。
とはいえ、明日はもう仕事。

今回稚内で過ごせるのはこの一日のみという限られた時間だけ。
どう過ごすかは非常に大事だ。

現在居る稚内から東にある日本最北端「宗谷岬」は、30キロの距離があるが観光バスを使えば今日中に行ける。
西側にあるもう一つの岬である「ノシャップ岬」には、灯台や水族館があるらしい。
一日とはいえ選べる選択肢は色々ありそうだ。

でも思い出していただきたい。
自分はニート卒業したての元・超絶引きこもり人間である。

そんな人間がこの貴重な一日をどう過ごしたのか、ご覧いただこう……。


さて、稚内という町でまず目に入るのはロシア語。

商店街はロシア語表記あり

稚内は日本最北。
少し先にはもう樺太があり、そこは日本領なんだけど実質的にもうロシア領みたいな感じになって……いやこれはあまり語るべき話題ではないか。

稚内には、ロシア人のためになのだろう、ロシア語の表記が町のあちこちに見られる。
職場の人曰く、「昔はロシア人が街中を普通に歩いてたぞ」とのこと。
その人の話では、当時トラブルも色々あったようだ。
体格的に喧嘩したら絶対勝てねぇなと思った」とも。

もっとも、今は行き来するフェリーもなくなり、ロシア漁船が稚内にやってくることも言うほどないとかなんとか。

もう街中を歩いていてもロシア人らしき人には会わない。

駅から少し歩くと、副港市場についた。

中に入るとちょっとした展示スペースがあり、自分が子供の頃ですら見たことのないおもちゃが並ぶ。

アトムのたくましさよ
昔を再現するコーナーへの入り口
ノスタルジーを感じる(当時生まれてないだろうけど)

昔の映画館や食堂を再現したコーナーもあって、タイムスリップした感覚が味わえて面白い。
副港市場は他にもレストランスペースや駄菓子屋もある。
今後お菓子目的でお世話になることも多いかもしれない。


さて、副港市場をさっと見たので、次の場所を目指す。
稚内の町をひたすら歩いて行く。
(もうこの時点で宗谷岬にもノシャップ岬にも行く気がない)

シティ稚内店

たどり着いたのはシティ稚内店
少なくとも自分の人生では見たことのない店だ。
今後日用品を買うこともあるだろう。
ここに来るまでに西條というデパートもあったし、ツルハドラッグも駅前にあった。
稚内は買い物には困らなそうだ。

そしておもむろに近くのモスバーガーで食事をとる。

久々のモス

ああ……気兼ねなく外食が出来ることが嬉しい。
やはり安定した収入は人間に余裕を与える。

しかしなんかもう足が痛いな。

運動不足の人間がいきなり5キロも歩くのは問題があったようだ。
よく考えたら同じ距離をまた歩かなくてはならない。
始めての休みに興奮してつい無理をしてしまったようだ。子供か。

だがまだまだ時間はある。
どこへ行こう。
せっかくだし稚内を象徴する何かを見に行きたい。

そうだ、があった気がする。
そこを目指そう。


part2へ続く・・・


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