冷蔵庫閉め忘れ対策をどうにかしたかった【SwitchBot】
……やってしまった。
電気代が上がって騒がれている昨今、冷蔵庫のドアを閉め忘れるという最悪の失敗をしてしまった。
もう自分の地域はそこそこ気温も上がってきているので、暖房のためにエアコンをつけることはなくなっている。
それは良いことではあるのだが、この気温では冷蔵庫も必死になって冷やそうと頑張ったことだろう……。
これは同じ失敗をしないよう、対策を講じなければならない。
……いやまあ軽く調べたところ、
「1日放置しても500円くらいなもん」とか、「そもそも最近の機種は開けっ放しだと冷却機能止まるから電気代かからん」などの情報がわりと出てきちゃったわけだが……。
とりあえず対策する!!
……さて、さすがは便利な現代。
閉め忘れ防止グッズは山ほどあるようだ。
しばらく開けっ放しだとアラームが鳴って知らせてくれるらしい。すごい。
自分のようなうっかりさん用だけではなく、ADHDや認知症の方にも需要があるとのこと。
考えてみればそうだなぁと、自分の視野の狭さに気付かされた。
そして自分の部屋でも相当お世話になっているSwitchBotからも開閉センサーが発売されていたようだ。
ふむ……2600円か……。
説明を見ると、各種製品と連携して色々と使い道がありそうではあるが……なんだかこんなことにお金を使うのも気が引けてきた。
なんとか家にあるもので対策できないだろうか……?
……そうだ。
うちにはSwitchBotの温湿度計が2個もあったじゃないか。
あれには一定の温度や湿度になったときに通知を送る機能がある。(実際はハブ経由でうんたらだがどうでもいいとする)
冷蔵庫の中は乾燥しているから、開けっ放しになれば部屋の湿度によって数値は上昇するはず。
その湿度上昇の通知をスマホとスマートウォッチに送信するようにしておけば、閉め忘れたことに気づけるのではないか……?
素晴らしい。
これも芋ういろのために温湿度計を冷蔵庫に入れたからこそのひらめきだ。
人生、無駄なことなんてないんやなって。
では早速実験を開始しよう。
温湿度計を冷蔵庫に放り込み、しばらく待つ。
今の部屋の湿度は60%くらいなので、やはり冷蔵庫は乾燥しているようだ。
次は通知のアラートを知らせる範囲を設定していこう。
とりあえず湿度が54%より高くなったら知らせるようにした。
温度でもアラートは設定できるが、湿度よりも変化までの時間がかかることを芋ういろの件で知っているので、今回はとりあえず湿度のみとする。
では冷蔵庫を申し訳程度に開けてと……。
ちなみにスマホとスマートウォッチにはSwitchBotアプリからの通知が来るようにもう設定してある。
・・・(数分後)
ブブッ!
屁ではない。
通知のバイブ音である。
来た!!成功!!
(深夜に何やってんだろうとは思うが)
これで冷蔵庫を開けっ放しにしていたら通知で知らせてくれるようになった。
もちろん、他製品のようにアラームを流し続けてくれるわけではないので、通知を見逃したら終わりではあるが、無いよりはマシだ。
それにこれなら冷蔵庫の故障だってわかるかもしれない。
常に温度と湿度の計測はしているわけだし、もし壊れて冷やせなくなったら温度が上がって、通知でわかるのだ。
更には自分が何回冷蔵庫を開閉しているかだってグラフでわかるかも……!?(なんの意味があるかはわからないが)
……ただ一つ気になるのが、開けっ放し後の冷蔵庫内湿度が80%まで上がる現象が確認されていることだ。
その後すぐ下がりはするものの、自分の知識ではこれが何かはよくわからない。
まあ何にせよ、これで開けっ放し問題は一応の解決が出来たのでよしとしよう。
なんとなく買った温湿度計だったが、思った以上にあれこれ活用できている気がする。
何が役に立つかはわからないものだ……!
(まあ素直に開閉アラーム買ったほうが幸せな気もするけど)
【追記】
ダメです。
この方法はダメです。
1日に何度も何度も通知を送ってくるんです。
しかも通知範囲を変えてもそれを反映してくれないんです。
さらにはアプリから温湿度計のリンクを切っても、通知が止まないんです。
更には通知が来まくるのに、アプリを見ると「通知とかないっすよ?」とか言ってくるんです!!
わからない……もう何が起きてるのかわからない……!
そして私は、電池を抜いた―――
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