小泉八雲の『怪談~KWAIDAN~』 3つのバージョンを読み比べる
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)といえば、まず『怪談』を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
『怪談』は、日本の怪談話を英語でまとめたものだ。
なので実際に小泉八雲が出版したのは『Kwaidan』である。
自分たちが「耳なし芳一」などのおなじみの怪談話を知るようになったのは、逆輸入のような形で日本語に再翻訳された「怪談」による影響がかなり大きいと思う。
そして最近、円城塔氏の翻訳によって、最新版の「怪談」が発売された。
なんという魅力的な表紙……!!
(表紙はヘ