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絵画からイメージ作曲2021.11.2(50)

「肥沃な国の眺め」クレー 1932年

豊かさが何重にも重なっているのでしょうか?
古代エジプトの街並みのようです。
幾何学的な描写とタイトルの不一致感が面白いです。

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少し無機質で戯けた感じのハ長調になりました。

「王家の谷の岩山からの眺めのような風景を描きました。」1932年、クレーはこの絵を描き終えたあと、妻に宛てた手紙にそう書きました。彼がエジプトを訪れてから3年が経っていましたが、その旅はなおも彼に感動を与え続けていました。古代エジプトの生命線であるナイル川が、前景に波打つ形に流れます。建物は幾何学的な形で描写され、その背後にはナイルの川岸に沿って多色の横縞が幻想の野原をつくり出します。エジプトの豊かで肥沃な大地は、地平線へ向かってどこまでも広がっていきます。
デイリーアートより

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