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絵画からイメージ作曲2022.9.8(360)

「ヘロデ王の宴と洗礼者聖ヨハネの斬首」ゴッツォリ 1462年

神話や戯曲などでよくある場面。
権力者が聖職者を斬殺する。
よほど、正しさを説くものがわずらわしかったんだろうな?

懺悔をこめたホ短調になりました。

『ヘロデ王の宴』は福音書にある、ヨハネの斬首の後につづく、サロメがヨハネの首を両親に差し出したエピソードを描いたもの。『マルコの福音書』には、ヘロデは自身の誕生日に政府の高官、軍の司令官、ガリラヤの有力者を招いて祝宴を開いたと記述されています。この宴では、ヘロデの娘ヘロディアスがヘロデの前で踊り、ヘロデは喜びのあまり褒美として望むものを何でも与えると娘に言いました。彼女が、何を望むべきかと母親に尋ねると、母は洗礼者ヨハネの首を求めよと言いました。ヘロデは渋々ヨハネの斬首を命じ、その首は彼女の要望通り、“大皿に載せて”届けられます。この場面は特に19世紀の美術では非常に人気がありました。オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』(1891年)の後に人気を得たのですが、「7つのヴェールの踊り」というアイデアはその戯曲で生み出されました。
デイリーアートより

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