絵画からイメージ作曲2022.2.12(152)

「室内の人物たち」ヴュイヤール 1896年

壁紙と衣服が溶けあって、
なんとも不思議な絵です。
このナビ派の画家も日本美術に影響を受けたようです。

淡い淡いイメージでヘ長調になりました。

間違いなく図書室として使われていたこの部屋へ、ヴュイヤールは絵自体と、その延長である、壁紙に覆われた壁とのかすかな視覚の相互作用を考え出しました。このパネルの登場人物たちは、この場の居住者の架空の生き写し。彼女たちは多色の布地と壁紙のかたまりへ溶け込んでいきます。どこか、中世後期の「ミル・フルール(訳注:千花模様とも)」のタペストリーのようにも思えます。
デイリーアートより

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