絵画からイメージ作曲2022.5.29（258）

「ストランゲーゼの室内、床に射す陽光」ハンマースホイ 1901年

あ、、この形のないものをテーマにするのってステキだなぁ。
部屋の中を描いているが、
テーマは陽の光で、そこに居る女性も脇役。
なんかいいなぁ。

穏やかな午前、ヘ長調になりました。

ハンマースホイの作品の多くには、自宅の室内が描かれています。何度か引っ越した自宅を長年にわたってアトリエにし、主題としても扱ってきましたが、やみくもに住まいを選んだ訳ではありませんでした。1909年の”Hjemmet（ザ・ホーム）”誌のインタビューで彼はこう言っています。「 私は古いものが好きだ。古い建物、古い家具。そうした物が持つ個性的で独特の雰囲気が好きだ」絵を描くための感性に訴える空間かどうかが住まい選びのポイント。

デイリーアートより