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【遊戯王】インストラクター運営イベントを紹介します!

1.インストラクター運営イベントとは?

 遊戯王カードゲームインストラクターTetsuです。福岡県を中心に活動をしています。遊戯王公式のイベントも少しずつ増え、コロナ前の賑わいを取り戻しつつあります。この記事では全国各地で開催されているインストラクター運営イベントを紹介します。
 そのためには運営する人を説明、つまり遊戯王カードゲームインストラクターという制度自体も少し説明させてください。それぞれの項目の最後に要点として端的に内容をまとめています。文章を読み飛ばして“箇条書きにされた部分だけ確認”してもOKです。

{注意} 遊戯王カードゲームインストラクター資格を取得して、日々の活動に励んでいます。しかし“自分が発信した内容=公式の遊戯王に対する姿勢や見解”とならない場合もあります。公式の発信する内容と当記事の内容が違う場合もあるかもしれません。この資格の意図を汲んだ発言を心掛けていますが、あらかじめご容赦いただけたら。

〈これから記事を読もうとする方へ〉
https://note.com/tuitekoreruka/n/nefdd0500e6fc

※ 自己紹介。Tetsuって誰?という方はこちらを。知らなくても記事の理解はできるはず…!


1-1.〈遊戯王カードゲームインストラクターってなに?〉

〈遊戯王カードゲームインストラクター〉
https://www.yugioh-card.com/japan/event/instructor/

遊戯王OCG公式ページより

 遊戯王カードゲームインストラクターの資格を持った遊戯王プレイヤーのことを指します。インストラクター認定試験に合格することで資格を取得できます。遊戯王の知識や技術も必要ですが“遊戯王をより多くの広めて楽しさを伝える”ことを求められる資格です。そのため老若男女を問わず、遊戯王プレイヤーの模範となるような方が、遊戯王カードゲームインストラクターとして活動に励んでいます。

  • インストラクター認定試験に合格して資格を持つ人。

  • 遊戯王の知識と技術がある。

  • 遊戯王を多く広めて楽しさを伝えていく。

  • 模範となる遊戯王プレイヤー。


1-2.〈公式がイベントを紹介するページの紹介〉

〈インストラクター運営イベント〉
https://www.yugioh-card.com/japan/event/irevent/
https://www.konami.com/yugioh/rushduel/event/irevent/

遊戯王OCG公式ページ及びラッシュデュエル公式ページより

 ランキングデュエル遊戯王の日など定期的に開催されるもの、日本選手権YUDTなど競技性が高いイベントなど、遊戯王を楽しむ機会は多くあります。中でもYu-Gi-Oh! CHAMPIONSHIP SERIES JAPAN(YCSJ)は、その規模の大きさもあって見聞きした方も多いはず。全国のインストラクターが召集対象になることもあるイベントなので、最高峰の舞台として形容されることも珍しくないです。
 開催の頻度や参加人数や動員数の違いこそあっても、それら遊戯王イベントに名を連ねるイベントこそ、この記事で紹介するインストラクター運営イベントです。多くイベントはお手伝いをする立場で関わります。自らが段取りをして“インストラクターが主催する公式のイベント”がインストラクター運営イベントになります。

  • インストラクター運営イベントは公式の遊戯王イベントの一つ。

  • インストラクターはYCSJなど大型の公式イベントのお手伝いもしている。


1-3.〈交流会に参加したことがあるなら…〉

 成績をつけたり、大会と呼ばれたりするイベント形式ではなく。遊戯王の日で行うフリー対戦会デュエリスト交流会や大人のデュエル会といった交流会に参加したことがあるという方。ぜひインストラクター運営イベントにぜひお越しください。特別な準備をすることもなく、同じように楽しめるとと思います。
 普段から参加されている交流イベントは、会場となる“カードショップやKONAMI社員が運営”を行っている場合が多いと思われます。公式イベントの一つであるインストラクター運営イベントは“青いシャツ”を着た遊戯王カードゲームインストラクターが直接運営を行っています。

  • フリー対戦会など既存の公式イベントと遊び方が共通している。

  • インストラクターは青いシャツを着て運営をしている人。


1-4.〈イベントに参加したことがなくても…〉

 公式にあるイベント以外にも、遊戯王の遊び方は多くあります。俗に言われる非公認大会やイベントという文化は、語感こそネガティブかもしれませんが浸透しているユーザー(遊戯王プレイヤー)イベントです。カードショップや遊戯王プレイヤーが自主的に店頭で大会を開いていたり、会議室を借りてチャンピオンシップと呼ばれる対戦イベントがあったりします。
 インストラクター運営イベントは、それらのイベントと比べて参加しやすさが特徴かもしれません。公式のイベントであることはもちろん、公式の資格を持つ遊戯王カードゲームインストラクターが運営を行っていること。その開催場所にはカードショップが選ばれることが多いこと。“いつもと同じ遊戯王を遊ぶ感覚で、いつも以上にオフィシャル(公式)イベント感を、遊戯王大好きなインストラクターと一緒に楽しむことができる”からです。

  • 非公認大会と共通する雰囲気もある。

  • 参加のしやすさが特徴。

  • いつも以上に遊戯王な環境。

  • 遊戯王が好きという方はぜひ来てください!


2.インストラクター運営イベントを楽しもう♪

2-1.〈どこでやってるの?〉

 “インストラクター運営イベントは全国各地で展開”しています。カードショップに限らず、色々な場所や時間帯で開催中です。普段からカードショップに足を運んでいる方は、店頭に専用ポスターがあれば開催を知ることもできます。【公式】遊戯王カードゲームインストラクターのTwitterアカウントでは定期的に全国の開催情報が発信しています。

〈【公式】遊戯王カードゲームインストラクター〉https://twitter.com/YuGiOh_INS_INFO

Twitterアカウントより

 遊戯王ニューロンKONAMIカードゲームネットワークでも検索することもできます。
 遊戯王ニューロンの場合はトップ画面の下のアイコンより、“〔イベント〕⇒〔イベント検索〕⇒〔インストラクター運営イベント〕”で探すことができます。
 KONAMIカードゲームネットワークであれば検索画面から、“〔大会検索〕⇒〔イベントタイプから検索する〕⇒〔【OCG】または【ラッシュデュエル】インストラクター運営イベント〕”で探すことができます。
 Twitterで #インストラクター運営イベント と検索すると、タグ付けされた情報を確認することができます。イベントの様子や使用されたデッキレシピを見て興味を持っていただけたら。

  • 遊戯王カードゲームインストラクターのTwitterから定期発信。

  • 遊戯王ニューロンやKONAMIカードゲームネットワークに専用カテゴリがある。

  • #インストラクター運営イベントを検索して情報をチェック。

2-2.〈準備するものなど〉

 “デッキが1つあれば大丈夫”です。参加費は無料でKONAMIカードゲームIDも必要ありません。公式のイベントとして対戦を行いますが、ここでの戦績がランキングデュエルに影響することはなく、ポイントの加算はありません。
 フリー対戦は“基本的に1デュエル制”です。「マッチ戦がしたい」あるいは後述するトーナメント&フリー対戦会に参加する場合は確認を推奨です。またティーチングを希望する場合は、未完成のデッキでも、カードを持っていなくてもイベントを楽しむことができる場合があります。
 インストラクター運営イベントに参加すると、イベント終盤の抽選会へ参加することができます。こちらではデュエルフィールドを獲得できるかもしれません。また抽選会を終えて最後まで楽しんでくれた方には、参加賞としてトーナメントパックラッシュデュエルの場合はバトルパック)を配布しています。

  • 参加費無料!

  • KONAMIカードゲームIDは必要なし。

  • (アンケートにご協力いただける場合はKONAMIカードゲームIDの準備を)

  • フリー対戦は基本1デュエル制。

  • トーナメントはマッチ戦か1デュエル制を確認。

  • ランキングポイントは加算されない。

  • 未完成のデッキや手ぶらでもOK。

  • トーナメントパックまたはバトルパックが参加賞。

  • 全員参加の抽選会でデュエルフィールドの獲得チャンス!


2-3.〈ティーチング〉

 ここからは基本的なインストラクター運営イベントであるフリー対戦会の紹介、と行きたいところですが。公式ページにある紹介の順序に倣ってティーチングから説明させてください。
 一般的にイベントと言われたら遊ぶ(デュエル)印象を連想すると思います。ティーチングという名前自体が馴染みのないフレーズかもしれません。インストラクターが遊戯王を広めて楽しみを伝える=“遊戯王を教える”という活動をイベントの一つとして位置付けたものです。遊戯王を今から始める人には“基本的な遊び方”を説明します。マスターデュエルをプレイしてリアルカードに興味を持った方には、実際のデュエルの進め方を。日常的に触れている中級者や上級者とは“デッキ構築の相談”を行うこともあります。
 文章で表すと堅苦しく、かしこまった内容に聞こえるかもしれないのでご容赦を。対戦という形のデュエルよりも、アドバイス受けたりコミュニケーションしたり“話して遊ぶ遊戯王”と言った方がしっくりくるかもしれません。戦って勝つことが共通の目的となることは多いです。イベント=対戦を行う、という認識もまた共通にあると思います。“インストラクターと話す機会”も楽しんでみてください。

  • ティーチングは遊戯王を教わる(教える)イベント。

  • インストラクターと一緒にルールを覚えよう。

  • デッキの構築を相談することもできる。

  • 遊戯王のお話色々しましょう!(節度ある範囲で)


2-4.〈フリー対戦会〉

 “対戦して交流も楽しむイベント”です。インストラクター運営イベントには幾つか種類はありますが“基本のイベント”です。
 イベント会場にお越しいただいて受付を済ませれば、あとはインストラクターの誘導に従って対戦席へ移動。そこでデュエルを行うことができます。1度対戦を行ってから勝った人がそのまま対戦席に残り、負けた人は退席。そこへ新たな参加者を挑戦者として誘導し、それを繰り返して対戦を重ねるガンスリング形式。あるいは自主的に対戦を希望したり、インストラクターが状況に合わせて対戦を勧めたり、組み合わせも自由(フリー)に行うような場面(形式)もあります。「とにかく対戦したい!」という方、あるいは「遊戯王したいけど自分からはちょっと…」という方々。“インストラクターが対戦を誘導しますので、気兼ねなく、むしろ積極的に参加”していただけると嬉しいです。
 また、このフリー対戦会では“遊戯王カードゲームインストラクターと対戦”することもできます。インストラクターは複数のデッキを準備しています。ご自分が用意したデッキの強さ、あるいは対戦を希望するデッキを伝えれば、インストラクターが趣向を凝らしたデッキで対戦を行います。インストラクターに挑戦!というイベントへ参加経験のある方は、同じように楽しんでいただけるはずです。

  • 対戦して交流するイベント。

  • インストラクター運営イベントといえばコレ。

  • 対戦相手は自動的に選ばれてデュエル。

  • インストラクターとも対戦できる。

  • 対戦したいデッキや相手を希望することもできるかも。

  • イベント中は何度でも対戦!


2-5.〈トーナメント&フリー対戦会〉

 2022年4月から登場したトーナメント&フリー対戦会はランキングデュエルやYUDTなど、一般的な大会と聞いて想像する勝ち抜きトーナメントと受け止めていただけたら。イベントへ参加した方の中から、さらにトーナメントへ参加を希望する方を募ります。そこからトーナメント表を作って勝ち抜きトーナメント(1度負けたら敗退)を行います。“トーナメントとフリー対戦会をどちらも楽しむことができる”イベント形式です。
 交流やフリー対戦というフレーズであれば、遊戯王を気軽に、ちょっと触って遊ぶというイメージがあると思います。トーナメントということは変わらず、1人の勝者を決めるイベントではありますが、緊張感張り詰め物音一つせず…といった対戦とはならないのです。「わいわいと今日の1位を決めよう!」という感じの雰囲気を出しつつ。フリー対戦も行われる横で楽しく進んでいきます。そして優勝するとトーナメントパック(ラッシュデュエルはシークレットエースパック)をプレゼント!
 マッチ戦か1デュエル戦なのか、参加人数の定員など。インストラクター運営イベントの主催者ごとに趣向を凝らしてルールが設定されています。トーナメントを目指して参加する場合は、開催場所や主催するインストラクターのSNSにある専用ポスターをチェックです!

  • ランキングデュエルの勝ち抜きトーナメントに近い。

  • マッチ or 1デュエル を確認。

  • 参加人数には上限がある。

  • 優勝者には上位賞も。

  • 負けてしまったらフリー対戦へ!


3.おわりに、紹介の理由など

 遊戯王カードゲームインストラクター資格ができて7年近くの月日が経過しました。開始当初はラッシュデュエルやマスターデュエルも存在せず、その資格の名前も違ったくらいです。遊戯王のイベントはYu-Gi-Oh! CHAMPIONSHIP SERIES JAPANなど国内最大規模の大会から、毎週店頭で開かれるランキングデュエルまで大きさや内容も様々です。それらのイベントに比べると歴史も浅く“インストラクター運営イベントにしかない付加価値”が必ずあるとも言えません。まずはイベント内容の認知度向上、いや、向上というよりは“知らない人に伝わっていく、0を1にするような発信が必要なのでは?”と思って今回の寄稿に至りました。この記事を見て、より多くの遊戯王ユーザーに見知っていただいて。ご都合さえ合えば会場へ足を運んでいただき。あわよくばここから遊戯王を始めた人が、ゆくゆくは肩を並べて一緒に活動ができますように…などと個人的な願望も添えておきます。

  • インストラクター運営イベントにしかない楽しみ方も見出したい。

  • イベント認知度を上げたい。

  • 興味がない、知らない人にも伝えたい。

  • こういう伝え方もあっていいはず。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。次に会うのはどこかのイベント会場ということで(^^)/

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