これから記事を読もうとする方へ

 どうもTetsuです!

 最近Tetsuを見知ってくれた方へ自己紹介する投稿です。長めの内容なるため、あらかじめご容赦ください。「デュエルしてるとこ見ないけど、普段何してるんだろう」「遊戯王歴長いだけで発言が…?」「担い手(笑)」と卑屈な想いも否めない状況で寄稿に至るのですが。遊戯王が節目を迎えるたびに自分に衰えを感じます。年度が変わり、期が変わり。また新しいステージへ進む遊戯王というコンテンツに少しでも寄り添うため、紹介と共に思いをつづります。

 活性化活動って言ってるけど何なの? 

 遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズを盛り上げようとして、一個人の範疇で大会の企画と運営を軸とする活動を続けています。一連の内容を総じて活性化活動と称しています。盛り上げたいと意識をしたのは15年以上前。当時はカードショップも少なく、大会は更に珍しく。デュエルする場所を見つけることも難しい状況です。そこで、どこにカードショップがあるのか、どんなイベントがあるのかを発信。見聞きする情報を羅列するだけでは現状を変えられないと感じ、縁もツテもない地域でも赴いてイベントへ参加を続けます。そこで得た大会の結果やデッキレシピを添えることで、発信する内容に付加価値を。また、貴重な機会そのものを減らしたくはないので、店舗の大会運営を手伝うこともしばしば。いつしかプレイヤーという立場、お店とお客さんという枠組みを越えることになっていきます。そうして店舗のデュエルスペースや公共の会議室を借りて個人主催の大会を開催。毎年12月には自分の名前を冠した大きめの対戦イベント、チャンピオンシップを開くに至ります。

 デュエリストもやってます

 カード関係の仕事や、イベントに携わる趣味が自分の土壌ではなかったのです。初代遊戯王の頃からプレイしています。まだインターネットも発達していない時代で友達同士で遊ぶ程度。社会人になった時、少しばかりお金と時間に自由が利くようになり、余暇の楽しみとして定着。KONAMI公認大会を知ってからは勝ち負けを意識するようになり、一層のめり込むようになります。勝ちたいという気持ちから、デッキ構築の回数よりも大会の数をこなすためにカードショップを転戦。その割に戦績が乏しいこともあり、意図せずして目立つ存在となり活動の糧へ。前述したことは嘘ではないのですが、このようなデュエリストとしての背景があって活動に至れたことは否めないのです。

 活動の現在

 文章を残そうと思い立ったのは、猛威を振るうウィルスからの自粛の影響です。現場に出ること、その場を用意することが活動の軸である自分にとって中々に苦しい状況です。普段はデッキレシピの収集を中心に、店舗の情報を添えて大会結果を発信しています。月に一度は懇意にしているカードショップで小規模の対戦イベントを実施。また対戦の場を設ける側だけではなく、依頼や要請を受けてスタッフとしてお手伝いすることもあります。イベント行為に自粛が求められているので、自分が開催する場合はもちろん、他のイベントも同様のことが言える現在です。そのため発信や活動する材料が無いのです。

 これからについて

 この程度の記事を書くだけでも相当時間を要す自分です。現状を鑑みて別の方法で遊戯王へのアプローチを考えることもあります。元より対戦する場を用意することが軸の活動です。しかし、本来はカードショップやKONAMI公式のイベントで完結することが、遊戯王というカードゲームとして目指すべき姿と考えています。遊戯王ユーザーが用意する場もあって良いと思いますし、それらの動きが遊戯王の文化として存在します。今はYCSJのような大規模で競技性が伴う大会は盛り上がりますし、昔から全決闘者の頂点を目指す世界大会もまた一つの楽しみ方。ただ、ユーザーはあくまでユーザーであり、楽しむ、対戦する側であることが健全な姿と考えます。カードゲームという趣味を全うするためには、単発的な場所を用意すること以上に、継続的でストレスを感じない機会を設けることが重要。そうしたときに担うべきは本職であり、供給する側の方々であるべきと想うのです。

 おわりに 

 今までやってきたこと、つながった縁、それらを積み重ねて今の自分があります。冒頭に述べたのはまさにそれで、何か一つ強みがあるからという人物ではないのです。見えないところで、むしろ目に止まらないほどの僅かな活動を続けたことで今の自分があります。繰り返しますが、この記事も自己紹介をするだけで、何も遊戯王を盛り上げているわけではないのです。あるべき姿に戻す、本来持ち得る状態にしていく。それらを包括して活性化という表現をしています。

 マスタールール(2020年4月1日改訂版)の公布に始まり、リミットレギュレーションも公開。加えて新しい裁定の発表により暫くはタイムラインが賑わいを見せることと思います。他愛ない記事、むしろ独特な視点で続けていくと思いますが、興味ある方は今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。

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