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新しい決闘様式

どうもTetsuです!

 遂に遊戯王イベントが復活!万全を期した上で楽しんでいきたいものです。今回はKONAMI公式が打ち出した新型コロナウイルス対策、もとい3密への回答。その新しいカードゲームの遊び方を緩く紐解いていきます。趣味に没頭するような特別な空間は、日常の上に成り立つことが大前提。自粛から続く動作に辟易する方も多いかと思いますが、日々心掛けていることを活かしてデュエルに臨んでいきましょう。

公式ガイドライン

遊戯王OCG関連イベント再開とガイドラインのお知らせ
https://www.yugioh-card.com/japan/notice/information/?41
ランキング デュエル
https://www.yugioh-card.com/japan/event/rankingduel/

 ソーシャルディスタンスに始まる普段の生活で求められる動作から、カードゲーム独自のワードも並びます。ガイドラインとして明記されることで、遊戯王に携わる場合のルールと確固たるものに位置付けられます。極端な言い方をすれば、守ることができない場合にはペナルティが課される、あるいはプレイを避ける必要があります。

お店や運営側に求められること

▪席間隔を十分に確保
▪対戦スペースに応じた MAX人数設定と入場制限

 一般的に対戦テーブルが用意されている場合、そのテーブルへ4人掛けや6人掛けが主流です。公共施設でも1席飛ばして座るような密接にならない風景を見かけます。
 その上で更に対戦テーブルを設置しているデュエルスペースは、密集とならない環境が求められます。対戦テーブルの着席人数が制限されれば、必然とデュエルスペースへ滞在する人も少なくなります。大規模なイベントに自粛が求められるように、デュエルスペースで人の間隔を十分にとることに平行して、人が増えすぎないような配慮が必要となります。大きなデュエルスペースを持つショップは、ジレンマを抱えることになるかもしれません。
 以前の記事でも触れさせていただきましたが、密集を回避するために仕方ない措置。これはカードゲームに限らず言えることで、既定のキャパシティを発揮でない運営は厳しいと言わざるを得ないです。


参加者に求められること

▪マスクの着用を義務化
▪対戦開始時の握手を省略
▪他プレーヤーの観戦をしない
▪シャッフルは自身にて行う
▪対戦相手の墓地及び除外されているカードを確認する場合は対戦相手に開示を求め対戦相手にて開示する。

 (※上記は5月末時点での公式ページ掲載文面より抜粋。*別途案内があるまで、と明記されています。特にデュエルの勝敗を左右する部分もありますので、参加する際は各自直近での確認をお願いします)

 参加に必要な物としてメインデッキや筆記用具、サイコロやトークンに加えてマスクの準備が明文化された形です。また、対戦の動作として握手をしないことも記載されています。シャッフルは自身にて行う、に関しては特にプレイヤー気質の高い方は注目しているのではないでしょうか。その中でも他プレーヤーの観戦をしないと書かれたことに驚きを感じています。
 KONAMI公式イベントや、ユーザー運営の非公認大会でもグレーゾーンと呼ばれるような、参加者や運営側の努力義務に留まる観戦の是非。その行為を禁止することで感染を防ぐ、もとい密接密集を防ぐ意図と捉えています。ただ、これに関しては新しい生活様式に合わせたルールの改善、アップデートと推察するところもあります。今回の騒動で話題にある9月入学の話ではありませんが、これを機により良いルール整備などに着手するとあれば喜ばしいものです。

おわりに

 動作を求められる方という書き方で、役割を担当する方々に責務を押し付けるような形に見えてしまったら申し訳ありません。どちらか一方が実行するだけでは意味や効果は半減してしまいます。ウイルスとの共存と言われるように、これから長く付き合うことを見据え、日常へ落とし込んでいくためには、お互いの理解が今まで以上に必要です。再開の初動に面食らうことはあるかもしれませんが、一歩一歩着実に歩んでいきましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。

公式への願い

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