私は、片想いが好きだった

知らなかった、片想いがこんなに楽しかったなんて。

どうしても脱喪女したくて、私は努力していました。
でも、一連の流れを終えた今、思うことは
片想いが楽しかったということなんです。

勝手な片想いは楽しい。
会える日が楽しみで、彼が来ると「キタ!」って緊張したり、いないと今日出勤した意味ないって落ち込んだり。

話せたら嬉しくて、マスクの下でニヤケてしまったり。彼の言動に一喜一憂して、今日はダメだったとか今日は幸せだったとか何度も思い返しては
片想いの気持ちに浸ってた。

彼を好きだなって思う気持ちを、かっこいいな、素敵だなって気持ちを、
もっとたくさん感じたくて
彼も私のことをそう思って欲しくて
付き合いたいと思った。

この気持ちを、確固たるものにしたかった。

………でも現実は違った。

世間では付き合うことが恋愛経験とされてるようだけど、私は片想いの方がよっぽど恋愛してると感じます。

好きで近づいたのに、関係を深めていくと現実的な問題が浮き彫りになってしまって、
キュンキュンできなくなっちゃって。

彼という人間が好き、から2人で作る関係性が好き、にはなれなかった。

付き合うにシフトするためには、2人で過ごす時間や関係性が上手くいかないといけない。
相手のことが好きでも、相性が悪いとやはり疲れます。 
まあ、あっちが脈なしだったのも大きいんですけどね。

片想いは1人でするもの。両想いは2人で作るもの。

一緒にいると楽しいから好き!は最強かもしれません。これからはそんな相手に恋できたらいいな

でも彼を思い出してやっぱり好きだったなーって、また片想いに戻っている自分がいます(笑)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?