見出し画像

テラノヴァ ソロヴァリアント紹介

BGGに理想的な状況でどれだけ点数を取れるかというハイスコアチャレンジタイプのソロヴァリアントがあったのでルール説明とプレイした感想

ルール

セットアップ

自分の種族のみ選択してほかは2人用のセットアップを行う

  • 以下は任意に選択

    • 5枚のボーナスタイル

    • ラウンド得点タイル

  • 各ラウンド得点タイルに2コインを置く

ラウンド得点タイル上にコインを2枚ずつセットする

ボーナスタイルと得点タイルは順番は任意に選択するが、もちろん通常通りランダムで選択しても良い。

ボーナスタイルのルール

基本的には通常通り。
1枚取得後、場に4枚残るが全てに1コインを置く。

ラウンド得点タイル上のコインの使い方

コインは他プレイヤーの建築物を表す。自分の手番の開始時か終了時にラウンド得点タイル状のコインを以下のルールで置くことができる。

  1. 任意の非専有地形に住居の建築として配置する

  2. 配置済みのコインの上にコインを重ねる

    • これは住居のアップグレード(交易所or宮殿の建築)とみなす

    • 1つの地形に最大3枚までコインを置くことができる

このフリーアクションは各ラウンド中に必ず2回行わなければならない。また、このフリーアクションは同一ターン中に2回行ってもいいし、複数のターンに分けて行ってもよい。

このルールにより、隣接の建物によるパワーの獲得や、交易所の支払いを安くすること、発明家やサンドキャットの種族能力を使用が可能になる。

マジョリティに関するルール

架空のプレイヤー1人が12接続をしているものとする

  • 13個以上接続の場合は12vp

  • 12個接続の場合は(12+8)/2=10vp

  • 11個以下の接続の場合は8vp

実際にプレイした

種族はフェアリーを選択。セットアップは以下の通り。

ボーナスタイルとラウンド得点タイル
得点タイルは左から順番

以下は1ラウンド目の開始状態。一応2人用マップで、初期位置もそれに従っているが、その辺はこのチャレンジでは気にしなくてもいいのではないかと思う。

1ラウンド目開始時盤面

1ラウンド目~4ラウンド目は概ねセットアップ時の想定通り、というかそれ以上に動けた。
フェアリーの豊富なパワーと全種族で最優秀の交易所は本当に強い。

ただ5ラウンド目、テラミスティカでも町づくりが下手(というよりもともと3町を目指さない)なので最終ラウンドになってから住居が足りない!発展度も足りない!と初心者じみたことになり、3町には建てきりが必要な状態に。なんとか成し遂げたが、最終ラウンドだけで47金使う羽目になり余ったリソースは1金のみ。本当にギリギリだった。
下記リソース点ヴァリアントを入れてない計算だと、マイナスにこそなっていないものの、4R目に宮殿2つ目も建てて2町13接続で終えるプランの方が点数は高かったかもしれない。

当たり前のことなのだが、14個しか建築物がないので2つ余分な建物を置いたら3町には建てきりが必要ということに気づいた。更にB面種族で3町つくるには発展度的に4-4-5で13個必須なのね。

以下は最終ラウンド終了時。

最終ラウンド終了時盤面

115vp!!

感想

初回にしてかなり理想に近い点数の取り方はできたと思うので、少なくとも種族の得点能力なしでは120点~130点の間がこのチャレンジの限界値になるのではないかと思う。

  • 対人テラノヴァは陣取りゲームだが、このチャレンジはパズルゲーム

  • セットアップがラウンド得点タイルにコインを置くだけと非常に単純で試してみようと思ってすぐできる点は非常に優秀

  • プレイ前はボーナスタイルにコインが乗り続けるのはやりすぎじゃない?って思ってたけど、キレイに5種類使い切ったときにボーナスコインの利益が最大化するパズルと考えると納得感が出る。

  • 4パワー1スコップのパワーアクションが特殊なパターン以外で踏む理由がなくなってるのはちょっと気になる。

  • 初心者の人がどうすれば点数が伸びるのかを知るのに向いている

    • 高得点場、低得点場を考える機会になる

他プレイヤーを気にせずプレイすることで、建物数と町づくりの関係性や、緑種族は初期に1堀で居住可能な地形にたどり着かないため相対的に1R目の船+1のボーナスタイルの価値が高いなど新たな気づきを得ることもできた。

準備から含めても20分程度で終わるのでテラノヴァを持っている人は1度試してみてもいいのではないだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?