英語が高校3年間で爆伸びした秘訣
言語文化学部/ポルトガル語科/中村千暁
こんにちは!言語文化学部ポルトガル語科の中村千暁です。共テまで残り50日を切りました。僕からは英語🇬🇧が得意になる秘訣について話させていただきます!
まず自己紹介を先にさせてもらうと、高校では部活には何も入っていませんでした。なので、一年生の夏頃から進路を外大に定めて準備してきていたので、正直他の人よりも大分アドバンテージ有りの状態から始まっているわけです。これを読んでくださる多くの人は、部活などで受験期以前は忙しかったと思うので、参考程度に読んでいただけると幸いです。
①ぜひやってほしいこと
では本題に入ります!まず、これだけは怠けないで欲しいのが語彙力です!もともと僕は英語が得意でも苦手でもなかったのですが、高校指定の単語帳を徹底したら次の模試で点数がグッと伸びました。よく、単語帳ってどれくらい詳しく覚えればいいのか?と聞かれるのですが、まずは見出し語を、見た瞬間に意味が想像できるくらい反復すればよいです。関連語は作文で使えそうなものだけは覚えて、それ以外は問題で出てきた時に意味が分かるくらいでいいかなと思います。単語を覚えるコツは日を空けないことです!人間の脳は効率的なので、何度も脳にその情報を与えることで簡単に覚えられるようになります!逆に日が空くと脳は曖昧に覚えている情報を捨てていきます。だから同じ単語を連続で反復すると効果大です!
もう一つ実践してみていただきたいのが音読です!同じ長文で良いので何度も音読してください!その時に勿論ただ発音していくのではなく、英文を理解しながら音読してください。同じ文章をやっているとだんだん音読するスピードが速くなると思います。実はそれと同時に英文を頭で理解するスピードも速くなっていきます。また、慣れてくるとその長文の構成が分かって、他の文章でも構成を意識しながら読む癖がつきます!
上で紹介した、①単語帳を徹底すること②音読 は共テでとても役に立つと思います。共テは速読が得意でないと時間内に終わりません。①②は最終的に頭の中で日本語を介さず英語で長文を理解することに繋がるので、この時期、英語をつめたい人には本当におすすめです!
②受験期の勉強方法
次に共テ前のこの時期に何をしていたかです。単語力が落ちないように単語帳は定期的にやっていました。あとは共テの模試や予想問題集などで対策していました。外大は二次試験の配分も大きいので長文も1週間に何度かは解いていました。
共テ後からは、外大の過去問、東大や一橋の過去問を主に使っていました。外大の二次は2教科だけで時間が結構余るので、洋書とかも読んでいました。面白い本であれば、ただ机に向かって黙々と勉強するのとは違って、楽しみながらネイティブの英語に触れられるので続けられると思います。
③使っていた参考書
何を勉強するにおいても、その土台として重要になるのが参考書です!多くの受験生がよくやるのが、学校指定以外の参考書に手を出すことですが、僕も実際その常習犯でした。みんな違う進路を目指しているのに、学校の指定する1種類の勉強方法で全員の需要を満たすことができるはずないじゃないですか。とは言っても、ただ色々参考書を買ってみるのではなく、参考書について調べて、ためになると思ったものだけを選んでいました。ここでは英語の参考書のうち幾つか紹介します。
①単語帳‥速読英単語、英検の単語帳
②長文‥The Rules、関先生の英語長文、やっておきたい英語長文
③リスニング‥キムタツの東大英語リスニング、VOA learning English、Podcasts(後2つはアプリです、Podcastsには最近共テに出てくるイギリス英語もあります)
④最後に
色々紹介しましたが、最初に述べたように何か良さそうな勉強方法があれば、一度試してみてほしいです。僕は3年間塾に行きませんでした。なので学校での勉強以外は自分で決めていました。学習においては、勉強方法をたくさん模索し、その効果を定期的に振り返って改善を加える、これの繰り返しが本当に重要かなと思います。ぜひ、皆さんも色々試してみてください。まずは共テまで残り50日、案外すぐに本番が来ます。しかし頑張り次第ではこのタイミングでも点数は伸びます(僕はこのタイミングで2回目の伸びが来ました)。後悔が残らないように一日一日を大事に過ごしてください。後ろなんか振り返らないで、ポジティブに前だけを見てください!皆さんが自身の進路を実現できることを願っています。