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文転して外大へ!

合格体験記
No.9

国際社会学部/西南ヨーロッパ地域/フランス語
山口桃加

文転について

私は国語より数学の方が得意であり、高校二年生まで理系クラスにいました。なのでそれまでは外大受験に必要のない科目を勉強していたり、逆に世界史Bは全く勉強していませんでした。しかし、外大を志望すると決めてから苦手な文系科目(国語や日本史など)にも一生懸命取り組み、最後は元から文系を選んでいた人にも負けないくらいの点数をそれらの科目でも取れるようになりました。

私が外大を志望した理由は、昔から世界中の人が国、企業、そして個人規模で交流しているこのグローバルな世界における国際関係に興味があり、どのようにしたら、万人が過ごしやすい世の中になるのかを知りたいと思っていて、国際関係を学べつつ、多様な人とコミュニケーションがとれる外語大に魅力を感じ、志望を決めました。
もちろん国語や社会などの文系科目はもともと得意でなく不安もありましたが、ここで諦める理由もなく自分を信じてこの道を進むことにしました。

大変だったこと

世界史を勉強していないということもあり、外大の日本史は世界史の知識も少し問われていたり、そもそも私立等の英語の長文でも不利になる場面が少しありました。もちろん世界史も勉強しておければよかったと思うことは今でもありますが、その分周りの人以上に理科などの知識を持っていると前向きに考えるようにしています!
また、周囲も文転ということで引き止めたりするため、自分の意志を強く持つことが大切だと感じました!自分が進みたい道を諦めないでください!!

後から振り返ってみて

大変なこともたくさんあったし、これからも特に周囲の人たちよりも手薄い科目等において困ることもあるかもしれませんが、得意だった教科を勉強しつつ、進みたい道を歩んでいるのはとても満足できます。最初理系に重点を置いてから文転したのも、日本史選択にしたことも後悔してないです!!いちばん大切なことは自分が持っている武器を最大限に使うことだと思います!

科目別勉強法

ここからは番外編として、参考程度に私の勉強方法を紹介させていただきたいと思います!!

英語

私は文法書をひたすら解いたり、単語を赤シートで隠して覚えたりする定番のやり方ではつまらないと思ってしまい、飽きてしまうタイプだったので、全く違う方法で楽しみながら勉強していました。その方法はYoutubeやPodcastで英語のコンテンツを見たり聞いたりするのを中学生や高校生になったばっかりの時意味は理解できないながら行ってきました。最初の方は雰囲気を楽しむことしかできなかったのですが、ずっと続けていると意味もわかるようになったりネイティブの人たちの発音にも聞き慣れることが自然にできるようになったりと、実際の英語を学ぶのにとても良い方法だったと思います。

一方単語は、単語帳に載っている例文を繰り返し読んで意味を英語のまま理解することに努めたり日本語訳を英語に自分でなおしてみたりということを通学中など、電車に乗っている時間を活用して勉強していました。

今あげた二つの方法は私にはとても合っていたやり方で、万人にとって良いかはわかりませんが、楽しみながら英語を勉強したい方はぜひ実践してみてください!

日本史

私は高校3年生の夏休みまでは学校で習った範囲の語句を一問一答を何回も解いて覚えることと、教科書を読み込むことをひたすらやっていました。

後者に関して、大事だと思うキーワードや文章にマーカーを引くのをとてもお勧めします!(語句というより出来事のきっかけや結果が述べられているところ)
教科書を一度にたくさん読むのは大変ですが、地道に理解していくことで、一問一答形式の問題はもちろん、正誤問題や論述にもとても役に立ったので、おすすめです!

外大では論述問題が出題されますが、語句自体の意味とそれぞれのつながりを理解していないと文章を作るのが難しいため、焦って論述問題問題に無理やり取り組むより、まだ語句をあまり覚えられていないのならそっちをさきにやるべきだと思います!



ここに詳しく書いた2つの科目はどちらもwritingや論述を出題するため、正しい添削をしてもらうこともとても大事です。
学校の先生などに質問しに行ったりして、客観的に自分の答案を見返す技術を身につけることも、とても大事になってくると思います!
共通テストを含めると科目も多くて大変ですが、丁寧にコツコツ勉強していけば必ず成果は出るので頑張ってください!応援してます!!

最後に

・ネイティブの先生と話す時間を作る(日常会話等)
・YouTubeで英語のコンテンツを好きな時に見る
・受験で必要のない授業もとりあえず聞いたり期末テスト対策も疎かにしない

などなど、私は一見遠回りに見えることもたくさんしてきましたが、受験においていろんなところで役に立ったので、自分が好きなことやめんどくさいと思うことも制限したり放って置いたりせず、少し時間を割くのもとても良いと思います!
壁にぶち当たることもあると思いますが、これを読んでくれているみなさんが納得のいく結果が得られることを心から望んでいます!



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