見えない何かを見ようとする行為。パウル・クレーの世界
アーティゾン美術館「新収蔵作品特別展示:パウル・クレー」展
鴻池朋子さんの企画展を見に行って、偶然出合ったパウル・クレー。
谷川俊太郎がクレーの作品に感銘を受け、詩集を出していることも初めて知った。
パウル・クレー(Paul Klee)は1879年生まれのスイスの画家で、
一時、バウハウスで教鞭をとっていた。
1940年6月に亡くなったクレーの墓には、
彼が生前記した言葉が墓碑銘として刻んであるそうだ。
「私はこの世ではとらえられない。何故なら私は、未だ生まれざるものたち