昔は◯◯だった。

昔は辛かった。

今はまだマシ。

この関連のセリフを聞くと今を生きる若者や最近始めた事、入りたての趣味がある人は眉間にシワを寄せますよね。


昔は辛かった。というセリフは会社の先輩上司が言いがちで僕もそれは耳にしたことがあります。

聞いたときは「で?」とか「今が楽になってよかったわ」ぐらいしか思いません。そんくらいの気持ちの方が良いかもしれません。何を思って昔の辛さを語るのか、今が幸せということをわかってほしい、辛い時期を乗り越えた自分を褒めてほしい。たぶんその辺の気持ちだと思います。

「昔は辛かったの!?えらいね〜それを乗り越えて、褒めてほしいの???慰めてほしいの???ヨシヨシヨシヨシ!!!」

って言い返したらそれはそれでウザいかも?w

仕事の話が出てきましたが一応、ここでは趣味の話を中心に。


しかしこの「昔は◯◯だった」は時にはあの頃の思い出話、今と比べての面白さがあったりして場合によるけどそれは昔を知らない人でも面白い、楽しめる思い出話かと。

前にツイートで流れてきたことを例にするとポケットモンスターのゲームでルビサファのライバルは強いとかアカネのミルタンクは強いとか都市伝説が怖いとかありますよね。

それを「今は楽でいいよな〜!」類の事を言ったら老害になってしまいます。一歩間違えたら老害。怖いですね。

そうじゃなくて「今は今で強い奴いる」「今のポケモンもゾッとするような話もある」とかですね。サニーゴが喰われてガラルサニーゴというゴーストタイプになるという食物連鎖を想像させるものやワイルドエリアで死ぬトレーナーとかいそうだよね、とか…それを聞いて昔の人も最近しか知らない人も「へぇ〜そうだったんだ!」とか楽しく話せそうですね。


趣味のさまざまな界隈でもありますよね。

なかやまきんにくんのYouTubeサブチャンネル「ザ・きんにくTV2」できんにくんの情報で知ったのですが昔は筋トレしてる人なんて少なかったし「そんな筋肉つけてどうするの?」という世間からの批判や異色を見る目がありもう笑って乗り越えないとやってらんない時代があったそうな。

【#9】【#59】の動画で言ってました(僕は全部見てるわけでないので他の動画でも近いことは言ってる可能性あり)

オタク趣味もそうですよね。

今は受け入れてオタク文化のメディアの露出なんかも多くなってきてますが昔は酷かったらしいです。

僕は世間から受け入れ始めた頃にアニメ趣味に目覚めたので知らないのですが。

昔は辛くて世間の目も冷たくてそれでも好きな趣味だから辛いのを乗り越えてきて何年もやってやっと世間が認めてくれた現代でその昔の辛さを知る人と合って「昔は辛かったよね」というセリフは心にくるものがあると思います。

自分の趣味歴がそれなりにあるとやはり昔を語ってしまうのはしょうがないし何より楽しい。

もしかしたらその道の長い玄人は昔の辛さを乗り越えた自分を褒めてほしいし慰めてほしいのかもしれません。

真っ直ぐな人間ならばそこで止めて周りの人が「がんばった!」という声がけをしてくれます。

実際になかやまきんにくんは【#9】の動画で感極まって泣いてしまったのですがその涙に心打たれました。おすすめです。

そこで新人を虐めないのが真の玄人かと思います。

まぁこの「昔は◯◯だった」系から始まる語りは受ける側にとっては虐められてる、老害が始まった、とも捉えられるし教えてもらってる、趣味を分かち合える。とも捉えられるから難しいところでもありますね。

まぁ自分もやはりその界隈の入りたての人に対してどうしても強気というか老害をかましてしまう時もあります。

でも時には新人にも問題はある時もあるしそれをダメだよって注意したら老害と呼ばれそうだしでシュチュエーションはさまざまだけどやっぱ難しいですよね。

この新人にわかがヒドイとか悪いとか玄人が老害とか悪いとかは大きくなった、メジャーとなった界隈で何度も起きますよね。

人が大勢いれば問題行動を起こす人も自然とそこにいてしまう。

自分が玄人であれ新人であれ問題を起こし人に害を与えるのはやめましょうよ。

せっかく好きな事、趣味なのに。


昔の辛さを語る人、界隈で問題を起こす人と話が膨れ上がりましたが今日はこの辺で終わりましょう。