カレー屋の日記261

6月30日 疾風怒涛の6月が終わった。6月22日ごろから体調が悪かったので、悪化しないかビクビクしていたが、ポカリを飲んで寝ていたら治った。
現在、兵庫県川西市で週4~5日のペースで飲食店で修業を積んでいる。都会の圧倒的な重力…人の多さにようやく慣れてきたところだ。
店をやっていた頃より(賄いで)カレーを食べている、それほど材料は変わらないのに何故だろう、とても美味しい。2年後には店を再開したいと思っているがはてさてどうなることやら。ラーメン屋を手伝うこともあるが、ラーメンの難しさには参った。麺はなかなか難しい。食にはこだわりのない自分だが、1つだけこだわりを挙げるとすればライスをベースにした商品に取り組んで行きたいと思っている。
毎日毎日気付きがあって勉強が捗っている。
3年間の店の経験と、歯切れ歯切れの就職の経験が塊となって私を支えているのを感じる。
・・・
川西では運命の輪がぐるぐると強い勢いでまわりはじめている。強力なプレイヤーが次々と集い、世界線の変化を大きく感じる。私がその端っこに触れているということには驚きを隠せない。
一体ここで何が起きるというのだろうか。今はまだ何も分からない。
自分が少しずつ複雑な人間になっていくことにつれて、人間関係もジャングルジムのように枝を伸ばしていく。

私のこのレールはどこまで続いていくのだろう。
1年後も、2年後も何も分からない。

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