確率から見るウイングスパン その3 ~ワライカワセミは外さない~
こんにちは。ヒクイドリを実際に見たいという気持ちが日に日に強くなっているジョーイです。お世話になります。
【前回の記事】に続いて書き散らしたいと思います。
調べた確率などのネタはとりあえず今回で最後となります。
外はサクサク、中はふんわりと読んでいただけると幸いです。
では張り切ってどうぞ。
餌箱リセットタイプ1/2グループ
前回は1/6、1/3グループについて書きました。更に高確率で成功する1/2グループにはオーストラリアガマグチヨタカ、ウソがいます。
いかがでしょうかこの成功率。ここまでくると失敗する気がしないですね。
こんな3.1%を引くぐらいツイてない日はさっさと布団にもぐって全てを忘れましょう。
オーストラリアガマグチヨタカは成功したら蓄えなので得点期待値があります。ほぼ1点ですね。ウソは成功すると追加で餌がもらえ、出た目に応じて麦かチェリーを1個獲得できます。
麦が取れる確率が86.8%、チェリーが取れる確率が59.8%です。もちろん両方出たら好きな方1つを選べます。
餌箱リセットタイプ2/3グループ
続いていきましょう。グループといいながら該当は1羽のみ。タイトルにも書いたワライカワセミです。大洋の翼から参入したこの凄腕プレデター、成功率は一体いかほどになるんでしょうか?
なんとインド人もびっくりの99.6%でした。ゴルゴ13か君は。
この計算が合っているのか不安になり何度か確かめましたがどうやらこの確率のようで。
0.4%の失敗条件に当てはまるのは、5個のダイスが全て「花蜜/麦」面と「花蜜/チェリー」面で埋め尽くされたときのみ。
こんな0.4%を引けるのは逆にもうツイてるといえます。ゲームを中断して祝賀パーティの準備をしましょう。ホールインワンみたいなもんです。保険に入っといたほうがいいかもしれない。
取れる餌3種の確率は
虫が86.8%、魚59.8%、ねずみ59.8%です。
餌箱リセットタイプ特殊グループ
特殊グループとしてシジュウカラ、ズグロトサカゲリを紹介します。この両者は餌箱をリセットし、出た目に応じて必ず何か手に入ります。なので失敗ということは起きません。ただ大洋環境において重要な餌はもちろん花蜜なのでその確率だけ書きます。
花蜜ゲット86.8%、ゲットならず13.2%
この数字はよく出てくるので見慣れてきた感がありますね。
おまけでどうでもいいデータですが、ズグロトサカゲリの最悪パターンをば。プレイ時に複数の餌が手に入るとても便利な鳥ですが、超低確率を引くと1種類の餌しかもらえません。
5個とも虫だった場合、同じく魚のゾロ目、ねずみのゾロ目
の3パターンです。確率はそれぞれ0.013%。3パターン合わせると2,600回に1回ぐらい起きる不運ということになります。
この超レアパターンを引けて初めてズグロトサカゲリマスター、
略して「ゲリマス」の称号を得ることができるのです。
私はいりません。
餌箱リセットタイプ全取り系
次は餌箱リセットタイプ全取り系です。はぐれ刑事純情派みたいな。ちょっと違うか。1/6グループとしてカオジロサギ、ヒメクロアジサシ、ハイイロモズツグミがいます。
狙ったダイス面が1個以上出るのが成功としています。1回あたりの平均獲得数は失敗も含むので0.83個とたいしたことありません。全取り系というと景気が良さそうですが、フタを開けたら成功してもほとんど1個か2個ですね。
超ロマン砲(5つゾロ目)は0.013%ほど。7,777回に1回です。
一度は当ててみたいですが数値を見ると気が遠くなりますね。
しかし「ゲリマス」の皆さんならきっと容易いでしょう。
細かい話ですがカオジロサギとヒメクロアジサシはとてもよく似た能力なのに前者はプレデターで蓄え系、後者はプレデターではなく差し込み系です。これも鳥の特徴になぞらえた製作者のこだわりなんでしょうか。
全取り系1/3グループ
最後に書くのが餌箱リセット全取り系1/3グループのヨーロッパハチクマです。獲得できるのは純粋に餌のみで、蓄えたりはできません。
さらにラウンド終了時能力なので1ゲーム最大4回の発動となります。このあたりが前述の1/6グループとは違うところですね。
1ヒットと2ヒットの確率が同じなのがおもしろい。失敗の確率がそこそこあるものの、起動1回あたりの期待個数は1.67個。つまり1ラウンド目にヨーロッパハチクマをプレイできたら、あとは何をしなくても平均6.68個の虫獲得が見込めるということです。不労所得ってステキ。
最終ラウンド終わりに虫をもらっても仕方ないよと思うなかれ。
ヨーロッパアマツバメ、ホシムクドリ、シラコバト、ミナミワタリガラスなどがいれば余剰餌を得点に変換できるので最後までおいしい。
キアオジ、タイリクハクセキレイ、モルトーニムシクイ
ハイガシラヘキチョウ、コキンチョウ、ツチスドリあたりがいれば余剰餌を使って鳥をプレイできるかもしれない。前もってシナジーのある鳥を出しておくことが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございます
3つに分けて書いた記事がようやく終わりました。些細な疑問から調べ始めたら意外に多くのデータが集まってしまいまして。最初はXでポストするつもりだったんですが、まとめるのが大変すぎて結局は初めてのnote投稿に挑戦するという事態に発展。久しぶりに文章をかくという作業をしたので大変でしたがおもしろかったですね。
〇〇%で成功とか数値をたくさん載せてきましたが、これを活用してウイングスパンの得点が上がるっていうものでもありません。どれもが不確定なものばかりですからね。確定要素よりも不確定要素を重要視してはいけない、というのはテーブルゲームなどの鉄則ではないでしょうか。知らんけど。
というわけでさほど有用でもないデータでしたが、これらの記事を読んでウイングスパンをプレイしたい熱量が少しでも上がった人がいたら、これほど嬉しいことはござんせん。
ウイングスパンはおもしろいです。次はもっとうまくやれるんじゃないか?という勘違い思いが常にあるのでなかなか飽きません。更にはアナログ版で東洋の翼がリリースされているように、今後も拡張がどんどん出てくることが予想されるのでもう大変です。
なので今からウイングスパンを始める人もどんどん増えてほしいですね。新拡張のたびに別ゲーになるかもしれないので、今からではもう遅いなんていうことにはなりません。私も地道に布教活動をしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは。
A fine WINGSPAN, to you.
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