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誕生日登山

いつも誕生日なんて気にしないのに今年は誕生日前日から2連休(たまたま)だったのでせっかくなら自分にたっぷりご褒美をあげる事にしました。地元の友だちと過ごすのもいいけど、引っ越して間もない滋賀を満喫しようと思い、ずっと気になっていた金勝アルプスに行ってきました。アスレチックみたいで登って楽しい山だと聞いていたけど、1人ではちょっと不安だなと思ったのですが、しっかり地図を確認してコースタイムを確認して、そして何より当日無風で天気がいいという事もありソロで行く事に決定!
いくつかコースがあるようですが今回は3時間ほどで金勝アルプスを堪能出来る天狗岩周回コースにしました。登山届けを駐車場に設置されたポストに入れ、地図をもらい、いざ出発。駐車場の周りにはキャンプ場や畑があり登山口からしばらくは舗装された道路でした。まずは最初の目的地、落ヶ滝を目指します。水が豊かな山で登山道の横を小さな沢が流れています。花崗岩の山という事で砂利もきれいな色をしていて沢を流れる水も透き通ってとても美しい。

登山道横の沢


歩き始めて10分ほどで、すいぶん森の深くに入ってきたような気分になります。所々、浅い沢を渡るポイントがあり、雨の後は注意が必要。
登山前の不安はどこへやら、目に映る景色が本当にきれいで、そして1人ということでさらに冒険感が増し、ドキドキワクワクが止まらなくなりました。展望がいいポイント、遠くに見える奇石の造形美、沢の流れる音や沢が創り出す不思議な地形、鳥の声!目がいくつも欲しいくらいに上も下も右も左もきれいで、五感が刺激されまくりでした。鎖場もあり、慎重に足元を確認しながら全身を使って登りきりました。

積み木みたいな大きな岩たち
琵琶湖が見えます

決して長いコースではないけれど大満足の誕生日登山になりました。9時出発で写真を撮ったり岩に登ったり、沢で休憩したりゆっくりしましたが下山してもお昼過ぎでした。山でおにぎりも食べましたが、まだまだ食べれそうなので近所のカフェへ。栗東市にある光の穂さんへ行ってきました。写真を撮り忘れたのが残念だけど、ランチのコース料理が1600円!大好きなパイ包みスープもありました。丁寧に作られたのが食べていて感じられる幸せなランチでした。それでもまだ時間がある!という事で琵琶湖博物館へ。どんなところかよく調べずに行ったのですが大きなチョウザメの水槽や目元が特徴的なアザラシの水槽や琵琶湖に生息するさまざまな動植物の展示があり、気が付いたら閉館時間になってました。大きな琵琶湖が以前は違う場所にあったことや、象の化石が出土した事。江戸時代に出土した象の化石を当時の人は龍だと思っていた事など滋賀の太古から現代までの歴史をたっぷり学べる素敵な空間でした。

チョウザメはサメではないらしい
琵琶湖博物館の駐車場からの景色

琵琶湖博物館の前にはビーチがあり眺めも最高でした。この日は夕陽もバッチリ。帰りにケーキを買ってご自愛バースデーを締めくくりました。誰かに祝ってもらうのももちろん嬉しいけど、自分の好きな事をとことん追求した37歳の誕生日!今年もたくさん冒険するぞ!

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