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今日の日記(グラブル7周年記念イベの話)

おい!グラブルの7周年記念イベントはもう読んだか!?読んだな!

これは日記なので読んだ前提で好きなように書いていく。
そして先に言っておくと、多分これは愚痴めいた日記になる。





デアンが消えた!!!!
なんか満ち足りた笑顔で塵になったぞ!!


なにーーっ!?
今まで読んでいたデアンの情緒の育み物語は一体どこへ!?

最終更新をワクワクしながら読んだが、これにはおったまげた…。

何にワクワクしてたかって、無茶苦茶な方法で空に向かうディアスポラをどうやって組織は迎え撃つのか?とか、アイザックとカシウスはどんな活躍をするのか?とか。
多少の粗はありつつも、3部までは心情描写や、読者を驚かせる工夫に富んでいて、あらゆる場面で「どうなるの!?」と期待を抱かせてくれた。

中でも自分は、あの無骨で頭の硬そうな月の戦士デアンが、空の民に感性を刺激されて変化していく様子を、まるで種が芽吹くのを今か今かと待つかのように眺めるのが一番ワクワクした。

(おそらく彼なりの気遣いとして)月への適合手術を勧めたり、アイザックの声を聞くと破壊衝動が収まったり、そんな自分の変化を「そう悪いものでもない」と感じていたり、合理的ではないこと(通信機器の没収をしないように手配する)をアイザックに施したり、いざ裏切られて連れ戻しても穏やかにアイザックと向き合ったり、処罰を(比較的)軽くしようと提案をしてくれたり、結局カシウスと共に月から逃げていくアイザック達を見逃したり…。


 どんどんアイザックに甘くなり、合理性がとろけ始めているデアンが今後どうなるのか。

カシウスとは違うアプローチで、空の民と分かち合う日が来るんじゃなかろうかと期待をした。
たとえ相互理解ができなくて、結局戦うことになり、そして彼が死ぬことになったとしても、デアンは確かに穏やかに微笑んでいた…と噛み締めるのも一興、と思うこともあった。

ところがどっこい、前触れもなく空にやってきて誰と話をするでもなく、デアンはただの戦闘狂として散りましたとさ。

ポッと出の謎兵器に分解され、自分の全力を出し切った満足感と共にサラッと消えた。そんなぁ。
「芽が出るかも!」と思って眺めていた鉢植えに、蒔かれていた”種っぽい粒”はただの砂利だったらしい。

ファミ通の特集インタビューのプロフィール欄にちらっと載っているが、どうやらステイムーンはシナリオライターが最終更新+αの部分だけ違うのだとか。
なんでだよ!!!!
+αの部分が別なのは良いけど、メインは一貫性を持たせてくれよ!!

しかし、あの文量を一人で完成させるのはさぞ辛かろうな、とも思う。分業してしまうのも仕方ないかもしれない。内容を分けた結果、共有しきれなかった描写が生まれちゃうこともあるだろう。

だが、4部の始まり方が「前の話がどんな終わりだとしてもなんとかなるような話題」から始まる。そんな雰囲気からも「ある程度までは引き継いだが、細かい設定を擦り合わせたわけではない」の様子があったようにも思う。

そもそも、4部すべての要素が隅々まで「自分向けじゃない」と感じたので諦めるしかない…。

謎の復興シーンとか、謎の火事場泥棒とか、解説の多いマキラとか、突然登場の破壊兵器とか、落ち込んだユスに発破をかけるために団長やルリアビィが言い始めた「兵器捨てちゃおう」発言とか、過去で散々言われたのに結局ゼタが居なければ死にに行こうとするバザラガとか、謎理論で電撃食らわせて兵器を無効化する流れとか、悠長に駄弁りながら世界の脅威と戦うゼタベアとか、謎の煙に操られる流れとか、デアンより弱そうな描写のディアスポラとか、見せ場が無かった組織外のメンツとか…。

すべてが蛇足に感じたので、4部は最初から最後まで私向きではなかった。


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デアン、来年あたりにアイル・ビー・バックしないかな~。