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子どもの体験を”ホンモノ”にするのは、親の○○○力!?自然体験の指導を通して見つけたこと。

こんにちは!
今日は、自然体験活動の指導の経験から「子どもの体験をホンモノにする」のに大切なことを考えてみたいと思います。


自然遊びを指導した時の実体験より

私は約2ヶ月に一度「まち野遊び隊」という親子向けの自然遊びを主催したり、ネイチャーゲームを指導したりしています。
※ネイチャーゲームというのはアメリカ発祥の自然遊びのプログラム

その一つで、木の周りや植え込みなどの自然物の中に、ぬいぐるみなどの
人工物を何個か隠し、それを保護者同伴で子どもに探してもらうというゲームをした時のこと。
(ゲーム中は「喋らない」というルールがあります。)

ゲームが終わって答え合わせをすると
「あ〜そこにあったの!」
「気が付かなかったー!」
「もう一回やらせて!」
とすごく悔しがったり、喜んだりする子どもがいる一方で、
「ふ〜ん」という感じで答え合わせにもあまり興味を示さず、あっさりとその場を離れてしまう子どももいて、反応が2パターンありました。

実は、ある共通点があった

この2つの反応の違い、一体なんなのでしょうか?

実は、前者と後者の子どもでは、保護者のある態度が違っていたのです。

前者の子どもたちの場合は、保護者も子どもと一緒にゲームに参加したり、子どもが探す様子を黙って見守っていました。

後者の場合では、子どもの後ろで保護者が小さい声で「ほら、もっと上を見て」とか「ここにあるよ」など、子どもに早い段階でヒントを与えたり、答えを教えてしまったりしていたのです。

結果、自分の力で探し切った子どもたちは、本気で喜んだり、悔しがったりする一方で、ヒントや答えをもらった子どもたちはあまり感情は示さず、あっさりとゲームを終えていました。

もちろん、感情を面にあまり出さない子など、個人差はあると思いますので、一概にこれだけで結論付けることはできません。
あくまで私が実際に目にした範囲での考察です。

しかし、あるイベントで20家族以上は見た中で、このような傾向が感じ取れました。

親の○○○力が鍵になる!

つまり、子どもの体験をホンモノの自分の経験とするためには、「親の見守る力」が大事なのではないか、そう感じました。

子どもが自分で何かを成し遂げようとする時に、大人はついもどかしい気持ちになってしまうことありますよね。
ついつい「こうしたらいいよ」と口を出したり、手を出してしまったり・・・とてもよく分かります。

でも、良かれと思ってやったことが、実は子どもの体験や感動を奪ってしまうことになる場合もあるのだと思います。

時には堪えて、子どもの力を信じてみよう

もちろん危険な場合や、命に関わる場面などでは、保護者がしっかり子どもを助けましょう。

でも日常の少しの場面、余裕がある時には、子どもの力を信じて黙って見守ることも必要だと思います。

それが子どもにホンモノの体験・感動を与えてくれるのではないでしょうか。きっと大きな成長につながっていくはずです。

当たり前なようでなかなかできなかったりもするのですが、この記事が、皆さんの素敵な子育てライフのお役に立てば幸いです!

〜土と人と命をつなぐ暮らし〜
「まち野遊び隊」
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