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4月1日付トロント市長からのウイルス対策

目まぐるしく変わる日常に、自分のウェブサイトをはじめ全く更新できていませんでした。日々ニュースが更新されていきます。

新型コロナウイルスのカナダの情報は、お隣のアメリカに比べると全く日本で知られていないと思います。

3月23日に緊急事態宣言が出て以来、現在トロントは必要最低限のお店(スーパー、医療関係、レストランのデリバリー、酒屋など)のみ営業が許可され、私たちは自宅待機を要請されています。

カナダは日々1,000人ほどのペースで感染者が増えています。オンタリオ州は日々

4月1日にトロント市から新しい勧告が出たので、意訳しました。こちらでの状況、対策を参考までに紹介します。

(意訳)
トロント市長は保健医官の強いアドバイスのもと、新型コロナウイルスの感染を積極的に阻止することを発表。

たった2週間前の3月18日、トロントは感染者145人で10人が入院、4人が集中治療を受けており、アウトブレイクもなく、死者もいなかった。

3月31日現在、トロントは763人の感染者、66人が入院、33人が集中治療。今では11回のアウトブレイクと8人の死亡者が出ている。

過去2週間だけで、小売部門の経済的打撃は約2億9,100万ドルにものぼる。

感染をさらに積極的に阻止し、生命と医療システムを守るため、そして経済社会の早い回復のため、最大12週間、以下に挙げる措置を直ちに実施する。

●感染者及び感染者と接触した人はトロント市衛生局の命令により、当局管理の元で14日間の自宅隔離

●感染していない人、旅行をしていない人は以下の理由以外、自宅待機を強く推奨する。
- 1週間に1回の食料・日用品の買い物
- 病院への通院、薬の購入
- 犬の散歩
- 他の人と2m以上の距離を置いた上での日々の運動

●海外からの帰国者は国の命令の元、自宅待機しなければならない

●州からの告知があったように、70歳以上の人は全て出来る限り外出しないこと

●ホームレスが自己隔離できるためのサポートを増やす

●必要最低限のビジネス(すでに発表済み)のみ営業を許可する。その場合、できるだけ人との距離を2m以上取ること、十分な感染予防の管理下で行うこと、対面サービスを最小限にすることを注意する

●ビジネスの上でクリーニングを徹底し、従業員の検査を増やす

もし私たちがこれらのアクションを今すぐ取らない限り、もっと多くの命を失う他、2020年末までに経済社会の復旧を始めることができないだろう。


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