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高級キーボードとかマウスとかを買った話

今更のテレワーク環境改善欲

特に会社に用事が無ければ、原則自宅でテレワーク、という状況がすでに1年近く続いている。我が家は7畳弱の1Kながら、テレビをモニター代わりにしたデュアルディスプレイ体制を整備して、何とかそれなりの生産性を維持しながら仕事をしてきたけれど、流石に自宅仕事がおっくうになってきたので、PC周辺環境の整備を始めてみた。

PCスタンド

これまで、会社支給のLet's Noteを作業机に直置きで使っていたのだけれど、使用開始から3年近く経っているためか、排熱がエグく、マウスを操作する右手に猛烈な熱風が吹き付けていた。また、PC自体も排熱口近くはかなり熱くなっていて、右端のEnter、Backspace、Delete、Shift、十字キーあたりは発火するのでは?レベルの灼熱キーとなっていた。

また、ノートパソコンはどうしても画面をのぞき込む形になるため姿勢が悪くなり、肩・背中あたりにダメージが蓄積するという話も聞いていたので、PCスタンドをAmazonで購入した。

買ったのは工匠藤井のノートPCスタンド。黒を買ったつもりが間違えて白を注文してしまっていたけれど、高さの微調整も簡単でとても便利。目線の高さに画面がくるので自然と姿勢がよくなって肩や背中のハリが軽減した気がするし、画面との距離も遠くなるので目が疲れにくくなった。

ちなみに、両端にスマホを立てるスタンドがあるけど、スタンド自体を動かすときにぶつけて壊しちゃいそうなのであまり使っていない。

マウス

もともとマウスは「98%の医師が推奨!」というよく分からないキャッチコピーのエレコムEX-G(ワイヤレス)のLサイズを使っていて、シンプルに使いやすいので気に入っている。(今も出社する際には愛用している)

とはいえ、自宅の狭い机で作業する時には、マウスを動かしてPCとかその他散らかっているものにぶつける、というのがまあまあなストレスだったので、前々から気になっていたトラックボールマウスを購入した。

ビックカメラでいろいろ試した結果、ちょうど新モデルが出たばかりだった、ロジクールM575を購入。マウスに5,000円超は自分の感覚だとかなりの出費だったが思い切って買ってしまった。

良かった点としては、まず何よりもトラックボールマウスなのでマウスを動かさずに作業できること。トラックボールの操作自体は数時間作業すればなれるので、特に違和感なく操作できる。

また、BluetoothとUSBレシーバーの両方に対応していて、ボタン一つで切り替えができるのも便利。なぜか私用PCのBluetoothの調子が悪いので、こちらはUSBで利用している。

一方で欠点としては、PowerPointの細かい図形作業などは普通のマウスの方がやりやすい。あと、意外とすぐにトラックボールの接触部分にゴミがたまって滑りが悪くなるので、週1くらいでボールを取り外して掃除をしている。(掃除自体は30秒くらいで終わる)

どうしてもトラックボールマウスは大きくて重量もあるため、打ち合わせの度にPCと一緒に持ち運ぶ、という使い方には適さないような気がする。あくまで自宅作業用として割り切って使うのがベストかと。

ちなみに、まだロジクールのappで自由にカスタマイズできるボタン操作の変更・割付はやっていないので、近いうちにやってみたい。

キーボード

PCスタンドを購入したので自動的に外付けのキーボードも必要となった。せっかくなら高級キーボードが欲しいなあと思いつつも、マウス探しついでに、ビックカメラで試し打ちをして打ち感が良くて安かったサンワサプライSKB-WL25SETBKを購入(新宿のビックロは高級キーボードの品ぞろえが少なかった)。

無線のUSBレシーバー形式で、メンブレン式だけどそれなりの打鍵音もあって打ち感も悪くないのだけれど、テンキーレスサイズの横幅に無理やりテンキーを配置した関係でキー配列が中々に特殊。特にEnterキーの真下がShiftキーではなくて十字キーというのは全く慣れず、打ち間違いが多発した。

そんなこんなで、やはり高級キーボード(メカニカルキーボード、静電容量無接点方式)を使いたい欲がすぐに高まってきた。

個人的に求める要件としては「打鍵感(自宅用なのでそれなりの打鍵音は許容)」「無線接続」「無難なキー配列(できればマルチファンクションキー)」の3点で、無線モデルのない東プレ・リアルフォースと、変態配列のHHKB、Nizは脱落。静電容量無接点方式の打鍵感は確かに魅力的だけど、使いこなせる気がしなかった。。

というかメカニカルキーボードに無線用というのがほとんどなくて、結局買ったのはFILCOのMajestouch Convertible 2 Tenkeyless 茶軸(FKBC91M/JB2)に決定。テンキーレス&Bluetooth接続対応で省スペース、ノートPCみたいなマルチファンクション機能付き、というまさに理想的なキーボード(ロジクールのG913でもよかったけど、ちょっと高いのとゲーミングキーボード感が強かったので)。

ビックカメラのオンラインショップで注文したけど在庫切れで、一向にメーカーから入荷される気配がなく、調べたら秋葉原のビックカメラ2号館にだけ在庫があるようだったので、この前出向いて買ってきた。正直最後の最後までクリック感のある茶軸とリニアな赤軸で迷ったけど、初めてのメカニカルキーボードだし、メカニカルっぽいものを買おう、ということで茶軸を購入。

実際に使ってみると、ずっしりと高級感のある作りで、キートップ面が行ごとに湾曲するようなデザインになっているので、ミスタッチが少なくなりそう。Bluetoothの接続も遅延等全く問題なく、設定・切り替えも簡単(4台までペアリングできる)。

そしてなにより打鍵感だが、やはり最高。茶軸のこのクリック感は、これまで使ってきたパンタグラフ式、メンブレン式とは全然異なり、EnterキーやSpaceキーなどもストン、と打てて打鍵音も素敵。

確かに店で試し打ちしていた時と比べて静かな自宅だと打鍵音は大きく、強く底打ちをすると金属音が響くが、元々そこまで激しくタイピングするタイプでもないので、特に気にならない。

まだ使い続けて数日なので、腕の疲労とかまでは分からないけれども、とにかくタイピングが楽しくなったのは間違いない。きっとそのうち会社でもメカニカルを使いたくなって、赤軸、ピンク軸とかも欲しくなるんだろうなあ。。

ちなみに、メカニカルキーボード利用時の必須品、パームレストについても、プログラマーでもないのにFILCOのウッドリストレストを購入。天然木材の高級感に大満足です。

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