外来種とメロンパン
以前に家の周辺に出没したアライグマの記事を書きましたが、その後日談です。
色々と知らなかったビックリすることがあったので再度記事にしました。
最初の記事
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アライグマは見た目の愛らしさから動物園の展示やペットとして、北アメリカから連れて来られましたが、気性が荒く攻撃的で人に懐かない為、逃げ出したり捨てられたりして野生化し、生息域が全国的に広がっています。
隣家の奥様の話しです。
庭にアライグマが来るので保健所に相談して業者を紹介してもらい、捕獲器を仕掛けて旅行に行って帰ってきたら、アライグマが捕獲されていました。
🐻アライグマの意外な好物
アライグマは何とメロンパンが大好きなのだそうで、捕獲器に仕掛けるエサはメロンパンだったと。びっくり!
《こんな美味しいもの初めて食べた!》
人間社会と交わって野生が目覚めたのでしょうか。
あとザリガニも大好物だそうで、隣家の庭には大きな池があってザリガニがいるので、それを目当てに来ていたらしいです。
🐻外来種の運命
捕獲されたアライグマは業者に引き取られましたが、特定外来種に指定されているため殺処分されるとのこと。
来ていたアライグマは子供がいる家族だったのですが、捕獲したのは1匹だけだったので、引き続き捕獲器を仕掛けるそうです。
因みに、界隈にはタヌキも生息していますが、タヌキは在来種なので殺処分されません。
🐻あとがき【個人的なつぶやきです】
捕獲されたアライグマの運命を思い、気分は晴れませんでした。
アライグマに罪はありません。
連れてきたのは人です。
近くの森に棲んでいるのでしょう。人の目に触れなかったら捉えられることもなかったはずです。
ジブリ映画ではないけれど
《人とけもの、共に生きる道はないのか》
小さな森です。生きるために人家に近づかなければ、、メロンパンを得なければ家族が生きていけないのでしょう。
もっと大きな森があったら、食べ物が豊かだったら、人知れず静かに生きていくこともできたかもしれません。人と交わらずに。
一方、人にとっては野生の動物は脅威です。どんな病原菌をもっているかわかりませんし、外来種が増えたら今の環境が壊されてしまいます。可哀想だけれども、殺処分も致し方のないことです。
そうは思っても心は晴れない。
アライグマの子供達はどうなるのだろう。
解決策も思いつかないまま、今日もアライグマの親子に思いを馳せています。
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