おじさんと読書49

「琥珀の夏」　辻村深月

またまた来ました。

オレの世界と繋がる話。

今年からガールスカウトが
魅力的に見えてきて調べてから
ムスメを入隊させたばかりで
こんな本に出会うなんて。

しかも今年で10歳だし。

なんかモデルでもあるのかと思って
調べてみたらヤマギシ会っていうのが
あったらしいですね。

ホント俺って何にも知らないんだな。

最初読み進めてるとやっぱり
こんな素晴らしい体験ができるなんてとか
思ってしまっている自分がいる。

こういう奴がカルトにハマるのか。

聞き齧った意識高めの奴が危ない。

辻村深月さんの妙でどんどん引き込まれて
ミステリ作家としての本領発揮ですね。

30年も前の遺体からでは
ちゃんとした結果も出ないもんで
校長が怪しいと勘繰ってみたけど
その辺も濁してある。

これからは再生の物語になるのかな。

これからまた夏が始まるけど
どうにか素晴らしい夏休みを
過ごさせてあげたい。

親が出来ることもそんなに多くはないのかも
知れないけど
できればそばにいて見守れたらと思う。

そんな本でもあります。

読めてよかった。