おじさんと読書30

「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。」和田静香

ラジオに出演したのがおそらく
出版したばかりの頃だと思うので
２０２１年の終わりくらいかな？

やっと借りれた。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」はAmazonで観れてたから楽しみだった。

期待通りの読書体験でした。

この和田さんという方が完全にコチラ側というか、年齢も近く政治や世の中に対する知識が
ほぼ同じだということで読み進められた。

しかし小川さんに触発され多数の書籍を
読み進む知識を得ていく過程は素晴らしい。

さすがライターである。

足らないオレが少しでも興味あることが
全てのタイトルとなって文章化されていく。

こんな素晴らしい人がいるのに
総理大臣にはなれないなんて言わせるこの国。

どこから手をつけたらどうなるのか。

「家庭教師のトラコ」というドラマを観て
こんなとこからやらなきゃ変えられないのかと
悲しくて涙が出た。

子供達に背負わせ過ぎだ。

今のオレたちが出来るのはなんだ。

少しずつでも今の凝り固まっている黒い塊を
削いでいくことしか出来ない。

結局はオセロのように黒を白にとはできない。

この世界はもう手遅れかと思うけど
それでもこの先、生きていく子供達に
少しでもいい状態を残せるように
オレたち大人は手を上げなきゃいけない。

まずは本を読もう。

選挙に行こう。

対話しなければならない。

若い人たちにこっから上は要らないと
言われる前に。