おじさんと読書
「東京會舘とわたし」上巻(旧館)
辻村深月
もう読んでないのが無くなってきて
あまり得意じゃなさそうな長編が
残っていたので手に取ってみた。
読み始めも歴史から入るので
結構手こずりそうな文体だなぁと思ってたけど
結局最後にはのめり込んでいた。
全ての登場人物が繋がってストーリーは
続いていくが歴史は流れてる。
最後のベーカーの話などは総集編のような
ストーリーのカタチ。
締めくくりにはお客様からの目線。
読み応えもあり読後感もスッキリしてて
辻村作品をここでも感じた。
こうなると下巻を読むのも
とても楽しみになる。
結局はこうなるな。
お客様を迎えに行ったり送ったりはするけど
「東京會舘」ちょっと食事してみたくなった。
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