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おじさんと漫画

子どもの頃から漫画は好きで
母親からの影響も大きい。

母親は手塚治虫が好きで
実家から持ってきてた程だ。

ブラックジャックから三つ目が通る
新しいのはマスターキートンとかも。

兄や姉も同様にマンガ好きだ。

だから家にはマンガがあふれていた。

色んなジャンルのマンガが。

兄は青年誌からバタ足金魚や野獣戦線とか。

姉はタッチとかみゆきとか恋愛モノ。

オレはジャンプ。

どの部屋にも忍び込みマンガを読んでいた。

奥さんもマンガ好きだ。

最近は老眼みたくなってきて読まなくなってる。

その中でも衝撃を受けたマンガというのがある。

「頭文字D」と「ブラックラグーン」だ。

もちろん面白いマンガやお気に入りは
他にも数えきれない。

でもなぜだかこの二冊は読んだ瞬間
すごく衝撃だった。

こんな事マンガにできるんだとか
そんな感覚だったかな。

自分の知らない世界なんて
おじさんになった今でも死ぬほどある。

でもあの「頭文字D」の世界や表現方法とか
「ブラックラグーン」のセリフのカッコよさ。

映画も好きな自分にはこんな言い回しが
マンガでも出来るんだとビックリした。

まあその後漫画家を目指すようになったとか
そんな事もないんだけども。

いまだに好きな漫画は
「ドラゴンボール」だし
「うしおととら」だし「拳児」だし。

マンガもほとんど売っちゃって家には無いし。

思い入れもそんなにないけど。

今ではスマホのアプリで読み返してる。

しかもタダで。

おじさんにはたまらない時代になってる。

今の子達は大変だと思う。

自分で選択しなきゃいけないから。

でもまたあの衝撃を受けたいから
マンガを読むのもアニメを観るのもやめない。

死ぬまでこのままだと思う。

頭文字Dがまさか復活するなんてね。

生きてた甲斐もあるってもんだろ。

母親にもネットフリックス教えてあげたかった。

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