おじさんと読書50

「嘘つきジェンガ」辻村深月

やっとキタ！

返却棚に燦然と輝いて見える。

待ち焦がれてたあの人に会えた気分。

ホント買えよ！って話です。

そろそろ買い集めようと考えています。

何はなくとも二週間後に
次の人が待ってるのでとか言われそうなので
まだ途中の西加奈子の「サラバ！」を
後に回し早速読みました。

今回は詐欺をテーマにした短編集なんですね。

まあ間違いなくどれもよかったんですが
こんなテーマなのによくもまあ
こんな気持ちよく終わらせることができますね。

詐欺なんてどう考えたって闇の類なのに
する方もされる方も救いがあるなんて
この人にしか描けない。

ホラー作家なのにスゴイね。

もう一冊辻村さんの対談とかが載ってるのも
借りれたのでそっちは家で読んでるけど
面白すぎて困るくらいです。

結構読んでる方だと思ってたけど
全然なんだなぁ。

ファンとも言えない低脳おじさんの横好きです。

詐欺にもあった事ある本人からすると
まあ許せないけど。

辻村さんはどの立場の人にも優しい。

今回はなんでだか朝井リョウさん味を感じた。

こんなに連続で出版してるのに
全部面白いなんてどんなアタマしてるのか？

おじさんの横好きはまだまだ終わらない。