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おじさんと読書42

「夜が明ける」西加奈子

コレも借りたい時になかなか借りれなくて
諦めていた作品。

この人の作品は「福笑い」がすごく好きで
他の作品も読んでみようと思ったら
次が忘れたけど微妙で止まってた。

でもラジオでオススメされていたので
読んでみたら凄かった。

なんでこんな作品を書けるんだろう。

どう思いついたらこんな繊細に
書けるんだろう。

いつか小説書いてみたいと思ってたけど
ちょっと無理かな。

こんな天才がいるなら必要ないし。

全てのこの世界が描かれてる気がする。

この世界の負の部分。この国の病んでる部分。

そしてここから始まる明けていく希望。

どんな貧困な国より闇の深いこの国。

こういう小説家の方はいつも何かと戦ってる。

戦時中には体制に逆らうように。

俺たちも流石に闘わないといけない。

若い子達が声を挙げてるのに
何もできていない。笑ってる。

こういう森さんみたいな人が増えてるのは
この国が必要としているから。

SDGSったって環境問題だけじゃ無い。

素晴らしい作品でした。

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