おじさんと読書
「歌われなかった海賊へ」逢坂冬馬
前作の「同志少女よ敵を撃て」が
サイコーに面白かったので次回作を
楽しみにしていたらもう出てた。
やっぱりラジオは聴いてないとね〜
実姉との対談本もあるらしいから読みたい。
今回も間違いない。
めちゃくそに面白かった。
色んな文献を参考にしたフィクションらしい。
やっぱロシア文学とかはおもしろいのかな。
もう少しエピローグが長くてもいいな。
ラストのレオ達の処刑とか戦争の恐ろしさが
人間の残酷さがホントによく描かれてる。
ヴェルナーとエルフリーデのその先も
想像するしかできないなんて辛すぎる。
読んだ誰もが二人の幸せなシーンを
頭に描いているに違いない。
前作でも思ったけど
この作品は映像化は無理なんだろうな。
いつかこんな「戦争」という言葉があったんだ
なんて話せる世界がくればいい。
そう願ってやまない。
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