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恋人さんメンタルケア日記\( 'ω')/«その1»恋人さんと出会う前のお話ー初めの一歩ー

※大事なご連絡※
こちらの日記は、私Lily Clown(リリィクラウン)が、パニック障害・自己否定感など、回復に向けて支えてもらえていることを記す日記となっております。
誰かに向けてのアドバイスになるかは分かりませんが、日常の感謝をまとめた自己肯定力を見つめ直すための日記です。雑談程度に見ていただけますようお願いいたします。

生まれてこの方、私は家族にも社会にも褒められたことは無かった。
むしろ、褒めてもらっていたのかもしれないが、不器用な社交辞令が混じった言葉に、素直に受け取れる心の余裕はなかった。

だからこそ、私の存在は醜く、誰にでも迷惑をかけてしまうような〝役立たず〟だと、中学時代のいじめも絡まり、強く思ってしまうようになった。〝自己否定感〟が酷く強いのは、この頃から始まってしまったと思う。

当時の私の状況は、常に諦めと否定に包まれていた。夢を持っていても、「どうせ、心が弱くて付いて行けない」だとか、やりたいことが芽生えても周りからの目を気にして動くことは出来なかった。

短大に入って、パニック障害を発症してしまってから、私は泣き崩れる生活が続き、「社会に出る」ということに強い不安と恐怖に包まれた。
学校で学ぶことが楽しいが、社会に出て働くとなったら、本当に役に立てるのだろうか。この症状が邪魔して、まともに働けないんじゃないか。

......そもそも、私の働くべき理由ってなんだ?

家庭にも居場所がなく、学校に行けど安心できる場所がない。アルバイトを始めても、学業と両立出来ない自分への焦りから、精神的に苦しくなって、社内のいじめも相まり、自主退職せねばならない状況があった。
これだけで、働くことが怖い。役立てないと思うには十分な理由だった。

「この先、どうなってしまうんだろう。卒業後は...どう生きよう...」

考えれば考えるほど、「まともに生きる」ということが考えられなく、仕事をして迷惑をかけるくらいなら、死んでしまった方が私の人生は1番正解だ。と学生時代は強く感じてしまっていました。

そんな私が、ゼミ活動で動画制作を始めた時、生まれて初めて「作品を作ることの楽しさ」を知りました。もちろん、家族は否定しました。私の家族は、私と同じく精神病を患っていたので、人生を悲観することでしか楽に生きられなかったからです。
それでも、いくら言われても、私はゼミの顧問から支えていただいた経験もあって、自分の作品を完成させることが出来ました。初めて、誰かに向けて作った作品を、人から「すごい。これはいい作品だね」と褒めて貰えたことは、今でも嬉しい思い出です。

そこで、私は新たな目標が芽生えたのです。もっと自己表現を広げたい!そう強く思い、表現の仕方には何があるのか、考えてみました。

すると、当時「VTuberになれる配信アプリ」というものが、徐々に浸透し流行ってきていた時代でした。
「これを使って、色んな人と触れ合い、私の作品作りに影響を与えてくれる何かを見つけたい!」そう思い、さっそくアバターを作り、様々な人の表現の仕方や、私自身の作品を広げるために「VTuberになれる配信アプリ」を始めたのです。

その行動が、私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

ー続くー

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