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カワウの出勤

夜に海でねぐらをとっていたカワウが早朝に多摩川を上流に向かって飛んでくる。
編隊を組んでやってくる様子を見ると地獄の黙示録の「ワルキューレの騎行」が頭の中に響き渡る。
日によって飛んでくる時間、数はまちまちだ。ただ夜明けと共に海の方から上流に向かって飛んでくることは変わらない。
漁業関係者には鮎を食べてしまう嫌われ者だが黒い羽の中にも金属の光沢色があったり、それなりに綺麗な鳥だ。


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