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手早く着られる 軽量エプロンのこと

今はエプロンに夢中な私でも
結婚したばかりのころ「エプロンは必要ない」と思っていました

理由はたくさんあって
・当時はおしゃれなものが売っていなかった、選択肢が少なかった
・丈の調節ができないし
・長く着けていると「重たく感じる」
・洗濯してからのアイロンがけ → すごく面倒
・その時着ているものと合わない、というか服が隠れてしまう など

約20年前の話になりますが
当時のエプロンは「ギフト用のブランド品」が主流でした
カラフルで、大きくプリントされたブランドロゴが  かっこいいアレです


丈はたいてい ひざ上の長さ
肩ひもが太く 前当てがドーンと大きくて
どんな服を着ていても  すっぽり隠してしまう包容力
「このエプロンいいでしょ」
と主張しているような ものすごい存在感に
「わわわ、なんか照れくさいなぁ。やっぱ着けなくても大丈夫」


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それから7年後
私がエプロンに目覚めたのは
家でパンを焼くようになったころ
粉が飛ぶから 着ているものが真っ白になって
「白いエプロンが必要だ!」とエプロンを探し始めました

パン屋さんにならって 純白のエプロンを探すも
好みのデザインが一向に見つからず
当時はまっていた  ヤフーオークションでハンドメイド品を見つけて
亜麻色(薄いベージュ系)のリネンエプロンを買いました

それは おしゃれな ネックストラップ式
首にひもをかける形で、着けた瞬間から 首にずっしりと伝わる重み
背筋を正しても、気付くとすぐに  首が前のめりになっている 
「こんなに疲れるの? おしゃれなエプロンって」
「わわわ、重すぎて疲れる。やっぱ着けなくても大丈夫」

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それからは 誰かの作ったエプロンに頼らず
自分で作ればいいんだ  と気が付いて
2本の肩ひもを両肩で支える 
サスペンダー型のエプロンを作り 現在も愛用中です

画像1

首に重みを感じない、
思いっきりパン作りができる 白いエプロン
ノーアイロンでも シワの感じが自然ですよね


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今回 ネック式エプロン を作ったきっかけは 
保育園で働いていた時の経験から

そこは とにかく 一秒でも早くエプロンを着ける が要求される職場でした
保育士の先生方が「かぶり式のスモックエプロン」を使っている
のに納得しながらも
不器用な私は かぶり式でさえも もたつく始末
裏返しにかぶって 慌てることも  よくありました



そこで かぶり式よりも さらにスムーズに着脱できる
コンパクトな  ネック式エプロン を考えました
さらに
首の負担をなくすことを一番に考えて「極軽量エプロン」に

薄手で丈夫なリネン生地を使用したので
かなり軽いワークエプロンができました

お色は3色
・くすみ青藍(せいらん)
・オフホワイト
・ライトベージュ

ちなみに 裏の処理もきれいに仕上げているので
裏返しに着けても バレません 
って そんなに慌ててエプロン着ける人 いないかもしれないですね

私は「あれ?ポケットがない?」→「あわわ、裏返しだった」なんてこと
よくありますが



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