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今日の日記


今日のご飯:コメダのピザトースト、アイスコーヒー、ショコラのドリンク、カツカレーパンを少しもらった。夜は瓦そばでした。おやつは饅頭といりこ。キャンドルをともしながら、執筆中 2021年8月31日。最高の夏!

海には人が何人かいて、ほとんどの人は海水浴を楽しんでいた。
私たちは、海を眺めながら周囲を歩いていた。折り返し地点で、はだしになることを思いつく。はじめは躊躇していた彼女も、私が「メンタルにいいらしい」といったらその気になってくれた。2人で裸足になり、砂浜を歩く。海の方に近づくと、どうしても海に入りたくなり、足先だけ海へ。

海は生きていた。
私も、海も。海と生きていた。
生きていた。海が海が、楽しそうだった。
すこしたじろぎながら海に近づく彼は、美しく、とてもいとおしかった。
でもそれは、カメラに映る姿だった。

あぁ なんて最高の夏休みだろう

その後、私はひとりで天神に行き。イムズへと向かった。
今日でイムズは最後。永遠のお別れだ。8階の三菱アルティアムへ行き、最後の展示会を楽しみました。展示会、お花の絵は精子だったし、生死だった。赤い糸と靴の作品は、目で見るとのカメラ越しに見るのとで作品の印象が変わった。面白かった。意図しているのだろうか。赤の糸の作品は、あれだけの糸をからめずにピンっと張ることがすごいなと思った。すごく絡まりそう。
赤だったし、沢山の靴が並んでいた。片足しかなかったから、もう片方は今何をしているだろうか。もしかしたら、もうこの世にはないかもしれない。あの靴たちには、持ち主がいた。今頃持ち主は何をしているだろうか。けど、彼らはいたんだよなぁ。存在したから靴があるし、靴がよれよれだし、片方しかないんだわ。彼女は靴に想いを馳せ。彼は花や床に想いを馳せ。また誰かは海に想いを馳せ。詩や鹿に想いを寄せていた。人はなんにでも思いを馳せる生き物か。

赤い糸で靴を結んでいたが、結び方ひとつとて同じものはなかった気がする。が、きちんとみてないので分からない。しかし、紙があったりなかったりした。紙には靴の持ち主からのメッセージが書いてあった。その紙が隣の靴に踏まれているのを見つけたときにはハッとした。あの緊張感のある空気感が、少しだけ、ぐらついた。

以下、展示一部

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花はすべて精子であり、生死だと思いました。


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監視係の女性が、作品の仕掛けを説明していてかなり萎えた。発見する機会を奪うなんてひどいと思った。

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なんか、何かから逃げてる感じがするよね

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この靴の数だけ人生があるとか怖いんだけど
感想が書けるノートがあって、そこにはこの作品について「感動的でした」という言葉が多かったけど、私は「怖い」と思いました。

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怖いけど綺麗でした。糸って綺麗だったんだ。糸って不思議だったんだ。

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綺麗です。

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意味がありそ~で、なさそ~な、文字のフォントと配置。
「絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。」 
この詩のこの部分。わかりそうで、わかりません。でもリズムがいいよね。音が耳に心地いい。そしてなんかかっけぇ


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おわり

誰かに伝えるないとか言いつつ、読み手を気にして修正加筆しちゃった。
2021年8月31日

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