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備前福岡の市と近郊の農家さんを訪ねて竹糖黒蜜あづまさんと奥山いちご農園さん


人が健康で豊かに暮らすことを考えると食べ物に行き着く

私は農家ではありませんし、就農を考えていると言う事ではないのですが、環境活動と人々の健康的な暮らしを伝えるために農業はとても興味があります。
そんな理由で今回も神門先生と一緒に岡山の農家さんを訪問してきました。
神門先生のことに関しては以前の記事を見てください。


備前福岡の市のことを私が書いた記事がないので勝手に矢崎さんの記事

と言うことで、備前福岡の市と言う毎月第4日曜日の朝市を見てから今回は初めてご一緒させていただいた日本のオーガニック農業を研究されている女性と3人で改めて備前福岡のボランティアガイドによる町歩きツアーにも参加しました。暑すぎてちょっとバレていたせいか写真がほとんどありません😅

ボランティアガイドさんと回る町歩きの様子

私して、朝一の会場から車で3分ほどの「竹糖黒蜜あづま」さんへ行きました。沖縄のサトウキビよりも小ぶりの和三盆の原料のになる竹糖を栽培して黒蜜を作っていらっしゃいます。

竹糖(チクトウ)という物自体初めて知りました。

昔はこの辺りの農家さんの多くが竹糖を栽培して黒糖を製造されていたそうです。

その味が懐かしくてご自身で復活されたそうです。

屋号の「あづま」は社長の末石東男(すえいし はるお)の「東」から取ったそうです。

末石さんは30代の頃、自宅近くで喫茶店を営んでいたこともあるそうです。今はそのお店は居抜きで人に貸していて家賃収入もあるとおっしゃってました。

思い立ったらすぐ行動!と言うようなパワフルな方で、ニホンミツバチの巣箱も手作りして8個ほど置いているそうです。8個中2個はすでにニホンミツバチが入居されているそうで蜂蜜もご馳走になりました。

本当に羨ましい生活❣️

竹糖黒蜜のお話に戻ります。(すぐ脱線します😂)

子供の頃の記憶を辿って竹糖の栽培からさと言うキビを搾り、煮詰める作業は薪で鉄鍋というこだわりようです!

鉄鍋にしているのは鉄分が摂取できるからだそうです。
そして黒糖蜜も美しい黒い蜜に仕上がっています。

私も薬膳の講座などでよくお話しするのですが、ひじきは鉄分の王様とも言われるほどでしたが、調理器具が鉄鍋からステンレスに変わったせいで2015年に改訂された日本標準成分表では従来の1/9に下がったという話が有名です。なので末石さんは鉄鍋を使うことにこだわっているのだとか。

「竹糖を搾って鉄鍋で煮詰めるだけで一切余計な物は入っていない」と力強く仰っている末石さんの熱意はもれなく入っている黒蜜です^^

黒蜜や蜂蜜の製造に治まらず、今後はオーガニックコットンの栽培も考えているそうです。それは本当に素晴らしいw
期待しています😍

このほか、庭先になっていたブドウをご馳走してくださったり、カラオケルームを見せてくださったり・・・

本当に魅力的な生き方をされていました💛

小さな事務所には東京のイベント用に作ったパネルが飾られていました
社長の末石さんは自家用の黒蜜をツボに入れてキッチンに常備
自家用の黒蜜、1年分のお料理に使ったり新しいレシピを考えたりしているそうです
新しいタレを味見させて下さいました美味しい❣️
仕込みをするキッチン 別に黒蜜を焚くところもあり(撮影漏れ😭)
Amazonでも購入可
あづまさんの黒蜜ができるまで
年間500本しか作れないそうです
1000本と書いているけれど今は500本だとか


用途は色々です
あづまさん本当に気さくで楽しい方です
あづまさんは1,500円ほどで販売されていますがなぜかAmazonでの値段は跳ね上がっている?

続いて新岡山港にかくにある奥山いちご農園さんへ🍓

農家を継がれたご夫妻ですが、最初は本当にご苦労され奥様は何度もご主人にサラリーマンに戻って欲しいと思うことがあったそうです。
ですが、奥様は農家が当たり前にやっている”無駄な作業”を出来るだけバッサリと切る事を考え実践してきたそうです。例えば大きさの選別や綺麗に並べる作業をやめたそうです。

さらにすごいのが通常なら規格外の小さなイチゴも全部完熟で収穫して使うそうです。それどころか小さいイチゴは欠かせない宝とまで行っておられました。

そう言えるのは商品の自家製ジャムが丸ごと潰さないジャムなので小粒な方が適しているからだそうです。他にもカフェメニューのスイーツにもイチゴをゴロゴロさせるのには大きな粒のものよりも使いやすいとか。

色々なアイデアを実践されているだけじゃなくご近所への気配りも怠っていないところが素晴らしいと思いました。

農家さんあるあるの悩みですが、とにかく農繁期の人手不足が深刻ということで、新しく手に入れた隣の古民家で農家民泊をしようかというお話もされていましたので「おてつたび」のご紹介もさせて頂きました。
Facebookの私の投稿貼っておきます。

地域の人手不足の解消と旅人のニーズをマッチングさせるプラットフォーム「おてつたび」の創始者で社長の永岡さんが信楽に来てくれました❣️ とてもこじんまりとした少人数のセミナーで終始質問に答えてくれて参加者同士もコミュニケーションを取って繋がる...

Posted by 武市 智子 on Friday, September 9, 2022

奥様の笑顔や気さくで可愛らしいところが人に好かれてファンが多いのかなと思いました。お父様が真面目に作ってこられた完熟イチゴ栽培に加えてご夫妻の人柄が奥山いちご農園を支えていると言う事前に神門先生から聞いていた通りでした。

氷イチゴのパフェの味は抜群でした。メニューも多いのでまた何度も着たいところです🍓


岡山市内の東の端ののどかなところです
見つけた可愛いイチゴのロゴマークが目印🍓
神門先生
古民家をリノベーションしているとても素敵な直売所は期間限定でカフェも🍧
冷凍イチゴをかき氷にしたパフェは絶品でした
最近買い取られたと言う隣の古民家を解放されています
熱心に神門先生のお話を聴く
奥山さんご夫妻のお話しはとても刺激を受けました

今回も神門先生のおかげさまで色々な農家さんに出会えて生のお話を聞かせて頂きました。

そして、初めて一緒にさせていただいた孫さんには車に同情させて頂き助かりました。そして良いつながりになりました。


今まで考えたこともなかったのですが、よろしければぜひサポートをお願いいたします! サポートして頂けた分は今後の分筆の時間確保等に使わせて頂き。また活動費としても活用できればと思っています。どうかよろしくお願いいたします🤗