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【MATCH REPORT】第8節 VS 工学院大学

2022年度 東京都大学サッカーリーグ
チャレンジリーグ 第8節 VS 工学院大学

【SCORE】
東京農工大学 vs 工学院大学
    前半 1-2
    後半 0-1

    合計 1-3

【SCORER】
前半27分 石井 悠貴(2年/専修大松戸高校)

【STARTING MENBER】
GK
12. 田中康仁(2年/名古屋高校)
DF
2. 渡辺駿太(2年/国分寺高校)
6. 三好勇輝(3年/世田谷学園)
23. 豊田和樹(3年/錦城高校)
4. 北出歩夢(1年/四日市高校)
MF
7. 打田圭吾(1年/広島皆実高校)
→75分 20. 大澤峻(3年/札幌西高校)
16. 西澤勇紀(2年/韮崎高校)
→67分 13. 益田靖大(2年/清瀬高校)
15. 鵜沢大地(1年/相模原中等教育学校)
19. 東海林蓮(3年/本庄高校)
→ 75分 17. 猪 グスタフ 貴裕(3年/国際基督教大学高等学校)
FW
22. 上村仁之介(3年/川越東高校)
3. 石井悠貴(2年/専修大松戸高校)

【MATCH REPORT】
 蒸し暑い気温の中、チャレンジリーグ暫定一位の強豪との試合が始まった。試合の主導権を握ったのは工学院大学だった。最終ラインでボールを回しながら、サイドバックが動き出すとそこに高精度のフィード。一気にゴール前まで迫られる。これを警戒して、TUAT.FCが両サイドバックの裏抜けにも対応できるように少しワイドに陣形をとると、生じたプレイヤー間の隙間に鋭いパスを供給し、中から崩そうとする。中に絞ればサイドバックの裏抜け、外まで守備を広げると中へのパス供給。このどちらも警戒しなければいけない状況にTUAT.FCは悪戦苦闘を強いられる。それでも北出歩夢(1年/四日市高校)をはじめとするDF陳の奮闘、GK 田中康仁(2年/名古屋高校)の好セーブなどで失点だけは阻止していたしかし、前半17分、左サイドでスルーパスが裏に抜けた敵サイドバックに供給され、中央にクロス。ゴール前にいた敵MFがそれに合わせ、ゴールネットを揺らした。それからも工学院大学側に攻め込まれ続けるが、前半27分、相手のコーナーキックから蹴られたボールが誰にも当たらず、DF 渡辺駿太(2年/国分寺高校)に渡ると、FW 石井悠貴(2年/専修大松戸高校)が裏へと走り出すの見て、そこに素速いフィード。FW 石井悠貴(2年/専修大松戸高校)は敵DFの間を抜けたボールを見事にトラップし、飛び出してきて相手GKをかわし、無人のゴールに狙い定めて正確にロングシュート。ボールは転がりながらゴールへ向かい、ゴールライン付近で敵DFにクリアされるが、ボールは既にゴールラインを通過。得点が認められ、TUAT.FCに歓声が湧いた。活気を取り戻し始めたTUAT.FC、守備により力が入り、工学院大学側の猛攻を耐え凌ぐ。攻撃でもワンタッチのパスとサイドチェンジのパスを組み合わせ、敵のゴール前まで迫るシーンがあった。良い雰囲気で終われると思った前半43分、左サイドからのクロスを敵MFがヘディング。GK 田中康仁(2年/名古屋高校)のファインセーブでボールはゴールバーに直撃。跳ね返ったボールはノーマークの敵FWの前にこぼれ、それを決められて痛恨の2失点目。前半終了までの残り数分、相手は全力で追加点をとりにきたが無事守り抜き、前半は終了した。

後半も前半と同様TUAT.FCが守る展開になった。ただ前半よりもTUAT.FC側の集中力と体力がきれかけており、守備に翳りが見え始めていた。状況を変える為、交代のカードをきりはじめるが、後半の70分、左サイドからうまく攻略され、裏に抜けた敵FWへのスルーパスが通り、それを決められて失点。それ以降、得点のチャンスを何度かつくることは出来たが、相手のゴールネットを揺らす事は出来ず、後半の終わりを告げるホイッスルが鳴った。

【HEAD COACH’S COMMENT】
選手たちはこの猛暑の中、よく戦ってくれたと思っている。相手のサイドを起点にした戦術は対応が難しく、フォーメーション変更など対応策も考えたがどれも現状を打開できると確証を得られるものでは無かった。それでも選手たちは徐々に相手の戦術に対応し、守備の精度をあげ、十分に戦っていたと思う。敗北ではあったが、攻撃や守備の面で光るところはあり、それはこのチームはまだまだやれると確信出来るものであり、その意味では価値のある敗北だったと思う。前期リーグの最終戦まであまり時間は残されていないが、この試合で得た改善点を出来るだけ改善して、試合に臨みたい。
       網中悠人 学生監督(3年/静岡県立磐田南高等学校)
【SUMMARY】
相手の精度の高い技術に翻弄され、自分達の強みを全面に出す事が出来なかった試合であった。非常に悔しいが、この負けがよりチームを強くするものになるよう、最大限努力したい。次節は前期リーグの最終戦。相手は日本大学生物資源学部。また厳しい戦いが予想されるが、勝利を掴み取り、いい形で前期リーグを終えたいと思う。



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